毎月のスマホ代を安く抑える手段として、「家族みんなのスマホ契約先を同じ通信会社にまとめる」ことは広く知られていて、何となく聞いたことがある方が多いと思います。
これは「家族割」と呼ばれている割引制度で、同じ通信会社を複数の家族で契約することによって、契約プラン内容によりスマホ1台についての割引額が設定されていて、家族全員に割引が適用されるため、通信費トータル費用の節約に大きな効果があります。
この制度の成り立ちは比較的古く、携帯電話が普及していく課程で、家族の中で誰かが初めて携帯電話の契約を行い、次に契約を考えた別の家族が利用する通信会社を検討したときに、家族が使っている通信会社なら安心というだけでなく、他社に契約をするよりも「家族割」があれば安価に利用ができるという後押しをすることで、残りの家族も漏らさず自社に引き込みたい通信会社の思惑があります。
ただ、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)しか通信会社が存在しなかった当時とは異なり、現在はスマホプランを提供している会社が増えて、スマホプランも細分化と多様化を遂げています。
安価に提供される格安SIMや、オンライン専用プランの「ahamo」「povo」「LINEMO」では、家族割は提供されていませんし、一口に家族割と言っても、その内容についてはスマホプランによって様々に異なっています。
家族で使うと「家族割」が適用されて、お得に利用ができるスマホプランはどこなのか?について解説していきます。
3大キャリアの「家族割」
家族で使うと割引が受けられる「家族割」を広く知らしめたのは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアです。
家族でバラバラの通信会社を利用するよりも、まとめた方がお得になります。
利用者が多い、3大キャリアの「家族割」を見ていきましょう。
ドコモの家族割
ドコモの家族割は、複数の家族で利用するとスマホ1台につき最大月額1,100円が割引されるのが基本ですが、最近のプラン刷新によって一律ではなくなりました。
しかし、大半のプランでは3人以上の利用で月額1,100円の割引が適用できるので、家族4人で利用すればトータルで月額4,400円の割引が得られることになります。
同一プランを利用した時の、割引適用後の家族のトータル費用の詳細を見てみましょう。
無制限プラン
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
家族割3人以上割引額 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割2人割引額 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割2人総額 | 8,030円 | 10,230円 | 13,530円 |
家族割3人総額 | 10,395円 | 13,695円 | 18,645円 |
家族割4人総額 | 13,860円 | 18,260円 | 24,860円 |
現在新規契約を受け付け中の無制限プラン「eximo」の料金一覧ですが、旧プランの「5Gギガホプレミアプラン」と月額料金は基本的に同じで、新しくできた1GB未満の括りの有無が違うだけです。
どれだけ利用しても制限が無い無制限プランであり、小容量しか利用しない月には費用が抑えられるので、普段小容量しか利用しないユーザーも、このプランに加入しているケースが多くなっています。
家族2人で利用の場合は月額550円・3人以上の利用の場合は月額1,100円の「家族割」が適用されます。
小容量プラン
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
家族割 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
家族2人 | 1,100円 | 4,334円 | 5,654円 | 6,754円 |
家族3人 | 1,650円 | 6,501円 | 8,481円 | 10,131円 |
家族4人 | 2,200円 | 8,668円 | 11,308円 | 13,508円 |
現在受け付け中の小容量プラン「irumo」は、旧プランからの刷新により家族割の制度は無くなっています。
従量制プランではなく、一般的な容量別のプランになっています。
ギガライトプラン | ||||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
家族割3人以上割引額 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割2人割引額 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族2人総額 | 5,830円 | 8,030円 | 10,230円 | 12,430円 |
家族3人総額 | 7,095円 | 10,395円 | 13,695円 | 16,995円 |
家族4人総額 | 9,460円 | 13,860円 | 18,260円 | 22,660円 |
小容量の旧プランで、使った分だけ支払う従量制プランの「ギガライトプラン」は、家族3人以上の利用で最大月額1,100円の家族割が適用されますが、支払金額で比較すると、家族割の無い新プランirumoの方が安くなっていることが解ります。
たとえば、家族4人で月に3GB未満程度を使った場合、irumoでは8,668円ですが、ギガライトプランでは家族割を適用させても13,860円になります。
無制限プランのirumoや5Gギガホプレミアプランでも、家族4人で3GB未満程度の利用の場合は同額の13,860円になりますから、家族割の無いirumoが最もお得になります。
auの家族割
auの家族割は、複数の家族で利用するとスマホ1台につき最大月額1,100円が割引されるのが基本ですが、小容量プランでは最大月額550円になっています。
同様に、同一プランを利用した時の、割引適用後の家族のトータル費用の詳細を見てみましょう。
無制限プラン
au 使い放題MAX 5G/4Gプラン | ||
容量 | 3GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,588円 | 7,238円 |
家族割3人以上割引額 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割2人割引額 | 550円 | 550円 |
家族割2人総額 | 10,076円 | 13,376円 |
家族割3人総額 | 13,464円 | 18,414円 |
家族割4人総額 | 17,952円 | 24,552円 |
ドコモと同様に、auの無制限プラン「使い放題MAXプラン」も、月に3GB未満の利用では月額料金が安くなり、使いたい時には無制限に使えるという安心感で、利用者が多いプランです。
家族3人以上で利用する場合は、スマホ1台につき月額1,100円の「家族割」が適用されるのも、大きなメリットです。
小容量プラン
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額料金 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割3人以上割引額 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割2人割引額 | 220円 | 220円 | 220円 | 220円 |
家族割2人総額 | 6,490円 | 8,690円 | 10,890円 | 11,990円 |
家族割3人総額 | 8,745円 | 12,045円 | 15,345円 | 16,995円 |
家族割4人総額 | 11,660円 | 16,060円 | 20,460円 | 22,660円 |
auの小容量プランは従量制で、利用した容量によって月額料金が変わります。
家族3人以上の利用で月額550円の家族割が適用され、2人の場合は220円の家族割が適用されます。
家族4人で3GB未満程度を利用した場合、スマホミニプランでは月額20,460円になりますが、無制限プランである使い放題MAXプランで同様の金額は17,952円になり、使い放題MAXプランの方が安くなります。
au利用者で無制限プラン契約が多いのは、auショップ店頭での推しもありますが、シビアに料金を比較すれば当然の結果だとも言えます。
ソフトバンクの家族割
ソフトバンクの家族割は、無制限プランへの優遇度が3大キャリアの中で最も高く、スマホ1台につき最大1,210円の家族割が適用されるのは無制限プランだけで、小容量プランには適用がありません。
同様に、同一プランを利用した時の、割引適用後の家族のトータル費用の詳細を見てみましょう。
無制限プラン
メリハリ無制限+プラン | ||
容量 | 2GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,775円 | 7,425円 |
家族割3人以上割引額 | 1,210円 | 1,210円 |
家族割2人割引額 | 660円 | 660円 |
家族割2人総額 | 10,230円 | 13,530円 |
家族割3人総額 | 13,695円 | 18,645円 |
家族割4人総額 | 18,260円 | 24,860円 |
旧プランのメリハリ無制限では他社と同様に3GB未満の利用で安くなりましたが、新しいメリハリ無制限+では1GB減少させて2GB未満の括りに変更されています。
「家族割」の割引額は他社よりも多いのですが、割引後の支払い額で比較すると他社と優位性は無いことが歴然です。
小容量プラン
ミニミニプラン+ | |||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB |
基本月額料金 | 3,278円 | 4,378円 | 5,478円 |
家族割3人以上割引額 | 0円 | 0円 | 0円 |
家族割2人割引額 | 0円 | 0円 | 0円 |
家族割2人総額 | 6,556円 | 8,756円 | 10,956円 |
家族割3人総額 | 9,834円 | 13,134円 | 16,434円 |
家族割4人総額 | 13,112円 | 17,512円 | 21,912円 |
ソフトバンクの小容量プランは従量制で、最大3GBまでしか利用できません。
家族割が無いこともありますが、支払い費用をメリハリ無制限+と比較しても割高になることが明らかで、au以上にメインプランであるメリハリ無制限+の利用者割合が多くなることが理解できます。
3大キャリアは家族割の額は大きくてもコスパは良くない
3大キャリアの家族割の絶対額は大きく、特に利用者が多い無制限プランを家族3人以上で利用する場合は魅力にも感じますが、元々の月額料金設定が高額になっているため、決してコスパが良いとは言えません。
割引の絶対額ではなく、家族で使うと「家族割」が適用されて、トータルの支払い額が安くなる、コスパの良い利用方法を考えてみましょう。
格安SIMの「家族割」ではどうか?
安価にスマホプランを利用するため手段として、真っ先に浮かぶのは文字通りの「格安SIM」の方も多いと思います。
格安SIMは、自社で回線やアンテナ基地局などの整備を行う通信キャリア(MNOと呼ばれています)とは明確に区別され、自社で設備を保有しないMVNOと呼ばれています。
格安SIM(MVNO)はMNOから回線の一部を借りることで、設備投資を最小限に抑えてスマホプラン商圏に参入が可能であり、安価なスマホプランを提供することが可能になっています。
元々安価な月額料金を提供しているのが格安SIMの特徴なので、それ以上の割引である「家族割」を提供しているケースは多くありません。
IIJmioの家族割
格安SIM(MVNO)のシェアNo.1を誇る大手のiijimoでは、2024年10月1日から月額100円の家族割が提供されています。
容量 | 基本月額料金 | 家族割 | 家族割2人 | 家族割3人 | 家族割4人 |
2GB | 850円 | 100円 | 1,500円 | 2,250円 | 3,000円 |
5GB | 990円 | 100円 | 1,780円 | 2,670円 | 3,560円 |
10GB | 1,500円 | 100円 | 2,800円 | 4,200円 | 5,600円 |
15GB | 1,800円 | 100円 | 3,400円 | 5,100円 | 6,800円 |
20GB | 2,000円 | 100円 | 3,800円 | 5,700円 | 7,600円 |
30GB | 2,700円 | 100円 | 5,200円 | 7,800円 | 10,400円 |
40GB | 3,300円 | 100円 | 6,400円 | 9,600円 | 12,800円 |
50GB | 3,900円 | 100円 | 7,600円 | 11,400円 | 15,200円 |
家族割の絶対額は3大キャリアと比較すれば小さいですが、家族分のトータル費用では圧倒的にお得になることが解ります。
無制限プラン利用者には容量が足りないのでは?
格安SIMで提供されているプランは小容量プランが中心で、IIJmioでは50GBまでの容量が用意されていますが、無制限プランをご利用中の方には少々心もとないと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、無制限プランを契約していても、毎月数百GBのような大容量を消費しているユーザーは限られています。
(出典:MM総研)
このデータは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用で、Wi-Fiでの利用を含まない、契約しているスマホプランの、ギガを消費した容量ごとのユーザー分布を表しています。
1ヵ月に3GB未満の利用者が圧倒的に多く6割に達していて、15GB未満程度で8割の利用者がカバーできます。
50GBまでのプランが利用できれば、全体の9割5分程度まで問題が無いことが解ります。
お得に使えるのは間違いありませんが、格安SIM(MVNO)にデメリットは無いのか?考えてみましょう。
格安SIMは通信品質が通信キャリアには及ばない
格安SIM(MVNO)は、通信キャリア(MNO)から回線の一部を借りて運用していることが、通信品質に顕著に表れます。
実際の利用者が通信速度を計測している「みんなのネット回線速度」で、MNOと直近3ヵ月の平均通信速度を比較してみましょう。
IIJmio(MVNO)
- 平均Ping値: 60.3ms
- 平均ダウンロード速度: 49.7Mbps
- 平均アップロード速度: 10.57Mbps
通信キャリア(MNO)
- 平均Ping値: 47.0ms
- 平均ダウンロード速度: 102.7Mbps
- 平均アップロード速度: 20.7Mbps
Ping値は反応速度を表していて、数値が小さいほどレスポンスが良いということです。
インターネットを快適に利用するために、最も影響するダウンロード速度の差は明らかで、通信キャリアはIIJmioの倍以上の数値になっています。
お昼休みなど使いたい時間帯には更に大きな差が出る
この差が起きる理由を、回線を道路に見立てて解説しましょう。
通常の時間帯では、上記では2車線しか利用することができないMVNOですが、渋滞無く走行できています。
しかし、存在する車線全部を利用できるMNOは、より快適に走行が可能であり、目的に早く到達することができます。
この差が、前述の倍にもなる通信速度の差の原因だと言えます。
しかし、これはあくまで通常の利用時の話であり、多くの人が利用したいお昼休みや通勤時には、回線の様相が大きく変わります。
契約者が同じ時間帯で同時に利用をし始めると、MVNOは車線が少ないため渋滞の様相が顕著になって通信速度は出ませんが、MNOでは使える車線が多いため、影響は必然的に小さくなり快適に走行できる通信速度が得られます。
回線の一部を借りて運用している格安SIMでは、この状況を避けることができず、場所や時間によっては1Mbps以下の通信速度になり、ストレスの溜まるネット利用になる可能性があります。
一番利用したい時間帯に快適利用をするためには、やはりコスパは悪くても前述の3大キャリアを利用するしかないのか・・・と結論を出すのは早計です。
MNOの通信環境を安価に利用することができて、家族割も適用させてコスパ良く使う方法を考えてみましょう。
UQモバイルならMNO回線を安価に利用が可能で「家族割」も
(出典:UQ mobile公式サイト)
auのサブブランドとしてKDDIが直接運営している「UQモバイル」は、MNOの通信品質を利用することができて、安価な月額料金で利用することが可能です。
UQモバイルでは安価な月額料金でも、MNOの通信品質のため、お昼休みや通勤時などの集中する時間帯でも快適に利用することができます。
家族で利用すれば、更にお得に利用することができます。
早速、UQモバイルの家族割を適用した月額料金を見てみましょう。
UQモバイルの家族割
UQモバイルの「家族割」は、複数の利用でスマホ1台につき最大550円の割引が適用されます。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
家族割 | 550円 | 550円 | 550円 | 0円 |
家族割2人 | 3,630円 | 3,454円 | 5,830円 | 6,556円 |
家族割3人 | 5,445円 | 5,181円 | 8,745円 | 9,834円 |
家族割4人 | 7,260円 | 6,908円 | 11,660円 | 13,112円 |
先の1ヵ月のギガ消費量のグラフでも明らかな様に、多くのスマホユーザーは3GB未満程度であり、通信キャリアの括りでも多く使われていますが、UQモバイルでは1GBの余裕がある4GBを括りとしていて、家族4人でミニミニプランを利用した場合、月額7,260円で利用することができるので、コスパの良いお得なスマホプランだと言えます。
更に効率良くコスパを追求するなら光回線導入で「セット割」
UQモバイルを更に効率良くコスパを追求する利用方法なら、自宅に「セット割」対応のインターネット回線を導入がおすすめです。
セット割対象のインターネット回線としては、光回線と無線回線がありますが、無制限に高速で利用ができる光回線が最適です。
現在スマホプランで、1ヵ月に15GB超や50GB程度をコンスタントに利用している方は、UQモバイルのプランでは対応が難しいため、通信キャリアの無制限プランを利用するしかありませんが、そんなスマホユーザーも自宅に光回線を導入することで、UQモバイルのミニミニプランでの対応が可能になるケースが多くなります。
大きな容量を利用するスマホユーザーは、動画視聴をコンスタントに利用しているケースが多く、その視聴場所は自宅が多くなっています。
自宅でのインターネット利用を光回線のWi-Fiで行うことにより、契約しているスマホプランのギガは消費しないことになります。
そのため、外出時に利用するギガだけを確保すれば良くなり、多くのスマホユーザーは3GB程度のギガで足りるようになり、UQモバイルのミニミニプランで十分です。
先の利用グラフで3GB未満の利用者が多いのは、実際に利用していない方もいますが、それ以上に自宅にWi-Fiが利用できる環境が整っているケースが多いと推察できます。
UQモバイルのセット割
UQモバイルと対象の光回線を併用することで、スマホ1台につき最大月額1,100円のセット割が適用されます。(家族割との併用はできません)
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
家族4人でミニミニプランを利用しても、「セット割」を適用した1ヵ月のスマホ代は5,060円で、コスパ良くお得に利用することができます。
繰り返しになりますが、通信キャリア(MNO)の通信回線品質がこの値段で利用できます。
UQモバイルの「セット割」対象の光回線は、「auひかり」などのKDDIが提供しているKDDI系光回線、電力会社系列の「電力系」光回線、狭い範囲のエリアで提供されている「ケーブルテレビ系」光回線、NTT東西の光回線フレッツ光を使う「光コラボ」など、複数の選択肢が用意されています。
具体的に、セット割の対象になる光回線サービスを見てみましょう。
UQモバイルに「セット割」対象の光回線サービス
光回線は、マンション利用と戸建て利用で月額料金が異なります。
提供エリアにお住まいでない場合には、その光回線サービスは利用することができません。
マンションにお住まいの場合は、提供エリアだけでなく、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している必要があります。
マンション利用で「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 4,180円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 4,719円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,447円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 4,070円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 3,740円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 4,510円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 4,070円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 4,895円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 4,455円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 4,180円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 4,180円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
一戸建て利用で「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 5,610円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 6,039円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,448円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 5,170円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 4,950円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 5,830円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 5,710円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 5,995円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 5,720円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 5,610円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 5,610円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 5,720円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
UQモバイルで「セット割」対象のケーブルテレビ系光回線
UQモバイルのセット割対象のケーブルテレビ系光回線は、全国に数多くあります。
対象エリアにお住まいの方のみ、利用することができます。
ここまでご紹介した、数多くある「セット割」対象の光回線サービスの中で、最もおすすめをご紹介しましょう。
「UQモバイル」+「ビッグローブ光」にセット割がお得
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
UQモバイルのセット割対象の光回線サービスは複数ありますが、同じKDDIグループの企業が運営する、光コラボの「ビッグローブ光」がおすすめです。
光コラボは、NTT東西の光回線「フレッツ光」を使う光回線サービスです。
フレッツ光は全国に幅広く、都心部だけでなく郡部まで提供エリアとしてカバーしていて、日本中の多くのマンションの共有スペース内まで導入工事が完了しています。
フレッツ光が利用できる場所や建物で、ビッグローブ光は利用することができます。
ビッグローブは、日本のインターネット創生期からマーケットを牽引してきた老舗で、多くのノウハウと技術力があり、NTT東西のフレッツ光と組み合わせることで、安価に高速な光回線を無制限に利用することができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
家族4人でUQモバイルのミニミニプランを利用してセット割を適用、自宅ではビッグローブ光を利用する場合の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,251円・戸建て利用で10,351円になります。
UQモバイル+ビッグローブ光にセット割を適用すれば、MNOの無制限プランを家族で利用しているよりも大幅に安くなり、高速無制限な光回線でのインターネットが利用できる通信環境をお得に利用できます。