日本の携帯電話サービスのスタート時から、現在のスマートフォンが中心になった通信サービスに至るまで、最も利用され続けているシェアトップの座はドコモであり、その席は一度も他社に明け渡していません。
その間に電話通話中心だった通信の世界が、メールが使われるようになって、その後はインターネット利用がメインになっていき、スマホプラン回線とは別に、自宅では現在選択できる最も安定した高速回線として無制限に家族で利用できる、光回線を導入するユーザーが増えてきました。
ドコモユーザーに極めて親和性が高く、お得に利用できる光回線として、ドコモが運営している光回線「ドコモ光」は、日本で最も利用者が多い光回線サービスです。
携帯電話・スマホのシェアは、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が8割を大きく超えていて、その3社各社がそれぞれ提供している光回線サービスは、いずれもトップクラスの高いシェアを持っています。
その流れとは別に、インターネットを使うためには、回線以外に接続業者プロバイダ(ISP)が必要であり、単独プロバイダとしてシェアNo.1の座は、老舗のビッグローブが永年担っています。
インターネットが誕生する前のパソコン通信の時代から、アナログ電話回線・ISDN回線・ADSL回線を経て光回線の現代まで、ビッグローブはプロバイダにとって必要不可欠な膨大なノウハウを蓄えてきていて、多くのユーザーの信頼を得ています。
この、ビッグローブが運営している光回線サービスが「ビッグローブ光」です。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」の2つの人気光回線サービスを比較して、お得な光回線はどっちなのか?解説していきます。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」 運営会社の違いを比較
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」を一見して比較するなら、通信キャリアと老舗プロバイダの対決という構図にも見えますが、それぞれを運営している企業の背景を見ると、別の構図が見えてきます。
ドコモ光
知名度抜群のドコモは、ご存じのようにNTTグループの一員です。
ビッグローブ光
ビッグローブはパソコン通信の時代にはPC-VANを運営していて、NEC系の通信会社でした。
インターネットの時代を迎えて、パソコン通信からプロバイダ(ISP)へと業務の軸足を移し、NECから分離独立をして、その後は2017年にKDDIのグループ傘下になっています。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」は、通信の2大巨頭である、NTT vs KDDI だとも言えますね。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」はどちらも「光コラボ」
人気の光回線サービス「ドコモ光」と「ビッグローブ光」を比較すると、共通点もあります。
ドコモ光とビッグローブ光は、全く別の光回線と捉えられがちですが、どちらもNTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」を使っています。
「え!?ドコモ光はドコモ光という光回線で、ビッグローブ光はビッグローブ光という光回線を使っているわけではないということ??」
という疑問を抱く方も多いと思いますが、同じ光回線「フレッツ光」をどちらも使っています。
光ファイバーケーブルに直接接続する光回線サービスは、街中から郊外までケーブルを縦横無尽に通す必要があり、数多い光回線サービスがありますが、実際に敷設されている光回線の数は多くは無く、47都道府県全県の広い範囲で利用できるのは唯一フレッツ光だけです。
このフレッツ光を使って、プロバイダと回線をワンセットにした光回線サービスが「光コラボ」で、「ドコモ光」も「ビッグローブ光」も光コラボです。
詳細をご説明しましょう。
インターネットの利用にはプロバイダが不可欠
(出典:NTT東日本)
前文にも書きましたが、インターネットを利用するためには、回線の他に接続業者プロバイダ(ISP)が不可欠です。
プロバイダが必要なのは光回線に限ったことではなく、無線回線・有線回線を問わず、たとえばドコモのスマホプランでは、回線はドコモが提供すると共にプロバイダもドコモが行っていて、スマホプラン契約では回線とプロバイダがワンセットになっているということです。
NTT東西の光回線「フレッツ光」は回線なので別途プロバイダが必要であり、NTT東西では直接プロバイダ業務の提供を行っていないため、別途の契約が必要になります。
フレッツ光のサービス開始当初から、この契約形態でスタートしましたが、2カ所の支払い先や契約、問い合わせ窓口になることへの不満を解消する、光回線(フレッツ光)とプロバイダをワンセットにしたサービス、「光コラボ」が2015年からスタートしました。
加えて支払う費用についても、回線とプロバイダを別契約するよりも、光コラボの方がコスパ良く利用することができます。
光コラボとは?
(出典:NTT西日本*一部改変)
インターネットを利用するサービスは、回線を提供している企業がプロバイダ業務も担い、ワンセットにして提供していますが、前述のようにフレッツ光を運営しているNTT東西ではプロバイダ業務を行っていません。
そのため、NTT東西がプロバイダに対し回線(フレッツ光)を卸提供して、プロバイダが回線とワンセットにして提供しているサービスが「光コラボ」です。
光コラボは数多くの企業から提供されていて、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社があり、「ドコモ光」「ビッグローブ光」も数ある光コラボの1つです。
本来であれば光コラボを選ぶのは、フレッツ光回線を使うプロバイダの選択に等しいと言えるのですが、ドコモ光では複数のプロバイダを選択できるようになっています。
「ドコモ光」「ビッグローブ光」それぞれのプロバイダは?
ビッグローブ光のプロバイダは、当然ですがビッグローブになります。
フレッツ光(光回線)+ビッグローブ(プロバイダ)という利用形態が、光コラボであるビッグローブ光です。
ドコモ光は前述のように、ドコモ単独でプロバイダ業務を行っているのではなく、複数のプロバイダが選択できるようになっています。
これは、通信業界で大きなシェアを持つNTTグループのドコモが、自社の光回線サービスでプロバイダ業務まで行えば寡占状態になる可能性があり、真っ当な競争を促すことで通信料金を下げて、高止まりすることを防ぎたい総務省の意向が働いています。
NTTがプロバイダを直接提供していないのも、同じ理由です。
ドコモ光の選択できるプロバイダを見てみましょう。
選択できるプロバイダは2群に分かれていて、月額料金が異なります。
タイプA 選択できるプロバイダ
タイプAで利用出来るプロバイダは、OCN・GMOとくとくBB・BIGLOBE・Tigers-net.com・DTI・andline・BB.excite・エディオンネット・@nifty・SYNAPSE・ic-net・楽天ブロードバンド・hi-ho・ネスク・TiKiTiKi・SIS です。
この中にあるビッグローブを選択してドコモ光を利用する場合は、フレッツ光(光回線)+ビッグローブ(プロバイダ)という利用形態になり、ビッグローブ光の利用形態と全く同じになります。
タイプB 選択できるプロバイダ
タイプBで利用出来るプロバイダは、TNC・@TCOM・AsahiNet・WAKWAK・ちゃんぷるネット です。
ちゃんぷるネットは、サービス提供エリアが沖縄県内のみとなり、県外での利用は出来ません。
ドコモ光のおすすめプロバイダは?
数あるドコモ光のプロバイダの中で、老舗プロバイダであるビッグローブの選択もおすすめできますが、最もおすすめしたいのは安価に利用できるタイプAの「OCN」です。
OCNは元々NTTレゾナントという会社が運営していて、NTTグループの通信事業の中核を担っていて、月額料金が高いタイプBの選択肢のひとつになっていました。
2023年7月に行われたNTTグループの再編により、NTTレゾナントはドコモに吸収合併されて、OCNは名実ともにドコモ傘下になり、それに伴ってドコモ光のプロバイダとしてタイプAに移行しています。
OCNをドコモ光で選択することにより、フレッツ光(光回線)+OCN(プロバイダ)の利用形態になり、光回線を知り尽くしたNTTグループだけで、インターネットの利用環境が整うことになります。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」の月額料金を比較
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」について、その背景や中身をご説明してきました。
両者の、具体的な月額料金を比較してみましょう。
ドコモ光
ドコモ光は、一戸建て利用とマンション集合住宅利用で月額料金が異なり、選択するプロバイダのタイプでも月額料金が異なってきます。
戸建て料金 | マンション料金 | |
タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
ビッグローブ光
ビッグローブ光は選択するプロバイダがビッグローブ固定なので、一戸建て利用とマンション集合住宅利用で月額料金が異なるのみです。
戸建て料金 | マンション料金 | |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 |
どちらがお得か?は月額料金だけで判断はできない
月額料金だけを比較すれば、戸建て利用でもマンション集合住宅利用でも、ビッグローブ光の方が若干安い設定になっています。
しかし、光回線の導入に際しては、回線導入工事費とキャッシュバックについても把握しておくことは、どちらがお得なのか判断する重要なポイントになります。
キャッシュバック
「ドコモ光」「ビッグローブ光」では、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
ドコモ光
ドコモ光を新規導入すると、10Gは55,000円、1Gは37,000円キャッシュバックされます。
他の光コラボをご利用中のユーザーがドコモ光に乗り換える場合(事業者変更と言います)は、10Gは30,000円、1Gは32,000円キャッシュバック、フレッツ光+プロバイダ契約をしている方がドコモ光に乗り換える場合(転用と言います)の同金額です。
ビッグローブ光には無いメリットとして、他社から乗り換える場合に違約金・解約金が発生する場合に、dポイント25,000ptを受け取ることができます。
ビッグローブ光
ビッグローブ光を新規導入すると、20,000円のキャッシュバックが受け取れます。
また、この金額は工事費を実質無料にした場合のキャッシュバックで、利用できる光コンセントがあるなど、既にフレッツ光が利用できる環境が整っている、「無派遣工事」だけで完了できる場合は、45,000円のキャッシュバックを受け取ることができます。(工事費3,300円は支払う必要があります)
他の光コラボをご利用中のユーザーがビッグローブ光に乗り換える場合(事業者変更と言います)も、同様に20,000円のキャッシュバックが受けられ、フレッツ光+プロバイダ契約をしている方がビッグローブ光に乗り換える場合(転用と言います)も、同様に20,000円のキャッシュバックが受け取れます。
導入工事費
光回線を利用するためには導入工事が不可欠であり、プロの業者が工事を行う対価が発生します。
ドコモ光
ドコモ光では、新規契約の標準工事費用が無料になっています。
工事費の分割費用分を無料にするのではなく、途中解約をしても工事費負担が無いのは、ビッグローブ光に対してアドバンテージだと言えます。
ビッグローブ光
ビッグローブ光を新規契約した場合は、最大28,600円がかかる標準工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
実質無料の内訳は、工事費は36回の分割で、初回880円・2回目以降792円がかかりますが、同じ金額が毎月割引されます。
36回(3年)未満で解約した場合は、残債を一括で支払う必要があります。
ドコモ光には無いアドバンテージとして、ビッグローブ光では引っ越しの工事費が無料になります。
光回線ユーザーが引っ越す場合、引っ越し先でも導入工事が必要になり、その都度最大28,600円の工事費がかかりますが、何度引っ越してもビッグローブ光なら工事費は無料です。
【結論】どちらがお得なのか?
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」のキャッシュバックや工事費まで比較しても、どちらも一長一短があり、どちらがお得なのかについては判断が難しいところです。
しかし、この判断はスマホプランがドコモを利用しているのか?auを利用しているのか?で結論を出して間違いありません。
家族でインターネットを利用している場合は、一人一台あるいは複数台のスマートフォンを所有しているため、毎月支払うスマホ代は通信費の大きな割合を占めています。
ドコモ光はドコモスマホユーザーに対して、スマホ1台につき最大1,100円の割引である「セット割」が提供されていて、ビッグローブ光ではauスマホユーザーに対して同様に、スマホ1台につき最大1,100円の割引である「セット割」が提供されています。
複数の家族で利用する場合は、毎月適用される割引金額も大きくなり、通信費トータル費用に大きな影響があります。
そのため、ドコモユーザーは「ドコモ光」がお得になり、auユーザーは「ビッグローブ光」がお得になります。
しかし、コスパ良く使うためには、それぞれ最適なスマホプランを利用する必要があります。
「ドコモ光」と「ビッグローブ光」でそれぞれ、セット割を適用して通信費トータル費用を下げる、最適なプランを考察してみましょう。
「ドコモ光」にセット割を適用させてコスパを良くするスマホプラン
ドコモのスマホプランは、大きく分けて容量無制限利用が可能な無制限プランと、小容量プランが設けられています。
どちらもドコモ光を併用することで、毎月のスマホ代が割引される「セット割」の適用が受けられます。
もちろん、ご自身の利用状況に応じた最適なプランを使えば良いのですが、是非知っておいてほしいのは、自宅にドコモ光を導入してWi-Fiが利用できる環境が整えば、多くの場合で無制限プランは不要になるということです。
スマホ利用は自宅が最多
(出典:ソフトバンク)
このグラフは、ソフトバンクが調査した全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査からの引用です。
スマホを利用している場所は、自宅が圧倒的に多くなっています。
特に大きなデータを消費する動画視聴は、長時間に渡ることも多く、腰を落ち着けて自分のペースで楽しめる自宅が多くなっています。
自宅に光回線のドコモ光を導入することで、自宅でのインターネット利用はWi-Fiを使って行うため、ドコモの契約しているスマホプランのギガを消費するのは、外出時にWi-Fiが利用できない場所だけになります。
外出時のスマホで行うインターネット利用は、一般的にwebチェックやLINEメールの送受信、MAPの利用やSNSの閲覧などに限られることが多く、それほどデータ量は消費していません。
では、どれくらいのデータ量なのか?データを見てみましょう。
多くのスマホユーザーは3GB未満
(出典:MM総研)
このグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用で、スマホプランの消費容量の分布を表しています。
多くのユーザーが、グラフ左側の3GB未満/月になっていることが解ります。
そのため、自宅に光回線が利用できる環境があれば無制限プランは不要であり、最適なプランは3GB程度だと言えます。
ドコモ光と併用する最適なスマホプランは?
ドコモ光と併用してセット割が適用される、コスパの良い3GB程度が利用できるプランを、家族割まで含めて具体的に検証してみましょう。
ドコモの無制限プランで3GB程度を利用する場合、新規契約を停止している旧プランの「5Gギガホプレミアプラン」(7,315円)では、月に3GB未満の利用の場合に1,650円の割引が適用されますが、3人以上で適用される月額1,100円の家族割を入れても、スマホ1台の月額費用は4,565円になります。
現在契約ができる無制限プラン「eximo」でも、月に3GB未満の利用の場合のスマホ1台の月額費用は同様に家族割を適用して4,565円です。
無制限プランの割引金額は大きくても、3GBで月額4,565円は極めてコスパは良くないと言えます。
旧小容量プラン「ギガライトプラン」
既に新規受付を停止している、利用量に応じて支払い料金の変わる小容量プラン「ギガライトプラン」の料金も、家族3人以上で利用する前提の割引とセット割を加味して見てみましょう。
ギガライトプラン | ||||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 0円 | 550円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 2,915円 | 3,465円 | 4,565円 |
3人家族でドコモ光と併用してセット割を適用させる場合、最適な3GB程度の利用では、スマホ1台が2,915円になります。
この金額は無制限プランで割引を駆使するよりも安いですが、コスパはまだまだ良いとは言えません。
セット割に最適な「irumo」
(出典:ドコモ公式)
ドコモ光と併用してセット割を適用する、ドコモのスマホプランに最適なのは「irumo」です。
おすすめする最大の理由は、その支払い額の安さです。
同様にドコモ光と併用して、家族3人で利用した場合のセット割を含む料金プランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
家族割 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
irumoでは家族割はありませんが、3GBのプランがセット割を適用させると月額1,067円で利用することができます。
ここまで見てきた他の料金プランと比較すると、明らかにお得になります。
家族割が無いのは逆に考えると、家族が2人の場合や1人で利用する場合でも、同じ料金で利用できるというメリットにもなります。
家族でドコモ光+irumoで通信費トータル費用のお得をシミュレーション
他のプランとは異なり、家族の人数を問わずに安くなるirumoを利用して、ドコモ光と併用した場合の通信費トータル費用を計算してみましょう。
家族4人の場合
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で8,668円・一戸建て住宅で9,988円になります。
無制限プランだけを4人で利用した場合は24,860円ですから、ドコモ光を自宅に導入してスマホプランを家族でirumoにすれば、マンション集合住宅で毎月16,192円・一戸建て住宅で毎月14,872円がお得になります。
家族3人の場合
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 3人 | 7,601円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 3人 | 8,921円 |
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で7,601円・一戸建て住宅で8,921円になります。
無制限プランだけを3人で利用した場合は18,645円ですから、ドコモ光を自宅に導入してスマホプランを家族でirumoにすれば、マンション集合住宅で毎月11,044円・一戸建て住宅で毎月9,724円がお得になります。
家族2人の場合
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 2人 | 6,534円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 2人 | 7,854円 |
家族2人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で6,534円・一戸建て住宅で7,854円になります。
無制限プランだけを2人で利用した場合は13,530円ですから、ドコモ光を自宅に導入してスマホプランを家族でirumoにすれば、マンション集合住宅で毎月6,996円・一戸建て住宅で毎月5,676円がお得になります。
「irumo」へギガホ・ギガライトプランやahamo・eximoからの乗り換えは簡単
現在ご利用中のドコモのプランから、今の電話番号で「irumo」に乗り換えるのは、オンラインで簡単に行うことができます。
1.irumoにアクセス
ページにある「irumo お申し込み」をタップorクリック
2.irumoの申し込みページを進める
(出典:ドコモ公式)
「今の電話番号をそのまま使う」にチェックを入れて、今使っている携帯電話会社・料金プランにある「docomo」にチェックを入れます。
次へをタップorクリックして、出てきたdアカウント確認画面で本人確認ができれば、料金プランとオプションを選択して手続き完了です。
「ビッグローブ光」にセット割を適用させてコスパを良くするスマホプラン
ビッグローブ光を自宅に導入した場合も、前項で述べたようにスマホプランで消費するデータギガの容量は大幅にセーブできるので、3GB程度の容量プランにセット割を適用させて、コスパ良く利用する方法を考えてみましょう。
ビッグローブ光と併用する最適なスマホプランは?
auの無制限プラン「使い放題MAX 5G/4G」では、家族3人以上での利用でスマホ1台につき毎月1,100円の割引が適用される家族割、ビッグローブ光を自宅で併用することで適用される、スマホ1台につき毎月1,100円のセット割、3GB未満/月の利用に収まった場合に、スマホ1台につき毎月1,650円が割引されますが、割引後でも3,388円にしかならず、コスパは良くありません。
スマホミニプラン 5G/4G
利用量に応じて支払い料金の変わる小容量プラン「スマホミニプラン 5G/4G」の料金も、家族3人以上で利用する前提の割引とセット割を加味して見てみましょう。
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
割引後 | 1,815円 | 2,915円 | 4,015円 | 4,565円 |
3人家族でビッグローブ光と併用してセット割を適用させる場合、最適な3GB程度の利用では、スマホ1台が4,015円になります。
この金額は無制限プランで割引を受けた金額よりも高くなり、コスパという点ではお話になりません。
セット割に最適な「UQモバイル」
(出典:UQ mobile公式サイト)
ビッグローブ光と併用してセット割を適用する、auのスマホプランに最適なのは、サブブランドの「UQモバイル」です。
UQモバイルはメインプランとは別のサブブランドの位置づけですが、auと全く同じ電波や回線を使う、同じ通信品質を安価に利用できます。
auと併設されている店舗が多く、対面のサービスも受けられます。
おすすめする最大の理由は、その支払い額の安さです。
同様にビッグローブ光と併用して、セット割を含む料金プランを見てみましょう。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
UQモバイルではセット割を利用する場合に、家族割(2人めから安くなります)を併用することはできませんが、4GBのプランがセット割を適用させると月額1,265円で利用することができます。
ここまで見てきた他の料金プランと比較すると、明らかにお得になります。
家族でビッグローブ光+UQモバイルで通信費トータル費用のお得をシミュレーション
安価に利用ができるUQモバイルの4GBプランを使って、自宅ではビッグローブ光を併用した時の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
家族4人の場合
ビッグローブ光 | UQモバイル 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,438円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,538円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で9,438円・一戸建て住宅で10,538円になります。
無制限プランだけを4人で利用した場合は24,552円ですから、ビッグローブ光を自宅に導入してスマホプランを家族でUQモバイルにすれば、マンション集合住宅で毎月15,114円・一戸建て住宅で毎月14,014円がお得になります。
家族3人の場合
ビッグローブ光 | UQモバイル 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 8,173円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,273円 |
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で8,173円・一戸建て住宅で9,273円になります。
無制限プランだけを3人で利用した場合は18,414円ですから、ビッグローブ光を自宅に導入してスマホプランを家族でUQモバイルにすれば、マンション集合住宅で毎月10,241円・一戸建て住宅で毎月9,141円がお得になります。
家族2人の場合
ビッグローブ光 | UQモバイル 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 2人 | 6,908円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 2人 | 8,008円 |
家族2人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で6,908円・一戸建て住宅で8,008円になります。
無制限プランだけを2人で利用した場合は13,376円ですから、ビッグローブ光を自宅に導入してスマホプランを家族でUQモバイルにすれば、マンション集合住宅で毎月6,468円・一戸建て住宅で毎月5,368円がお得になります。
auのスマホプランからUQモバイルへの乗り換えは簡単
auのスマホプランを利用中の方は、現在使っている電話番号を持ってUQモバイルへの乗り換えは簡単です。
1.UQモバイルにアクセス
ページにある「お申し込み」をタップorクリック
物理的なSIMの入れ替えの場合は「SIMカード」、物理的なSIMを利用せずにスマホがeSIM対応機種の場合は、「eSIM」も選択できます。(スマホでeSIMの手続きをする場合には、Wi-Fi環境が必要です)
2.UQモバイルの申し込みページを進める
(出典:UQ mobile公式サイト)
「au/povoからの乗り換え」をチェックして、「お手続きに進む」をタップorクリックします。
確認事項が出てくるので読み進めて、「進む」をタップorクリックします。
出てきたauID確認画面で本人確認ができれば、料金プランとオプションを選択して手続き完了です。