「うまい話には裏がある」という、ことわざがあります。
これは、あまりにも都合が良い話には、表には出てこない隠れた都合の悪い事情があることが多く、注意して疑ってかかった方が良いということです。
スマホプランの契約者は3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が多く、毎月のスマホが1台あたり5,000円を軽く超える費用を支払っているユーザーから見れば、通信品質が3大キャリアと遜色が無く、月額費用が大幅に安く利用ができる「UQモバイル」は、「うまい話」ではないか?という疑念が生まれるのも無理ありません。
しかしそのご懸念は全くの杞憂であり、auが無制限・大容量を必要とするユーザーが中心の方向性に対して、UQモバイルはauのサブブランドというポジションで、同じKDDIが運営するスマホプランとして、小容量プランから中容量プランまでを安価に提供することで、他社への流出を防ぐ役割を担っています。
実際にどれくらい安価に利用ができるのか?
UQモバイルの最新プラン内容について、徹底解説していきます。
UQモバイルのプラン内容
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルには、以下の3つのプランが用意されています。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン *1 | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 20GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
*1 コミコミプランは2024年11月12日からコミコミプラン+になるのに伴い、新規受付は2024年11月11日で終了
具体的な詳細を、プランごとに見ていきましょう。
ミニミニプラン
プラン名 | ミニミニプラン |
容量 | 4GB |
基本月額料金 | 2,365円 |
UQモバイルのプランの中では、最も小容量で安価なプランです。
一般的なスマホユーザーの1ヵ月に利用するスマホプランでのデータ消費は、3GB未満になっているケースが多く、格安SIMを含めたスマホプランの多くが3GBを小容量プランの括りにしていますが、UQモバイルでは1GBの余裕がある容量の4GBになっています。
通信キャリアのメインブランドと比較してどうか?
同じKDDIが提供しているメインプラン、au「スマホミニプラン」の月額料金を見てみましょう。
auのスマホミニプランは、利用した容量に応じて月額料金が変わる、従量制の小容量プランです。
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
同じ電波・回線を使うauとUQモバイルを比較すると、4GB未満程度を1ヵ月に利用した場合は、auで6,215円になりますが、UQモバイルなら2,365円で利用が可能であり、その差額は月額3,850円になります。
auで契約者が多い「使い放題MAXプラン」は、ギガに制約が無く無制限に利用できますが、1ヵ月間の利用が3GB未満に収まる場合は、月額1,650円の割引が自動的に適用されます。
使い放題MAX 5G/4Gプラン | ||
容量 | 3GB未満 | 無制限 |
基本月額 | 5,588円 | 7,238円 |
月に3GB未満程度の利用ユーザーは、同じauの小容量プランのスマホミニプランよりも安くなることが解ります。
これが、auユーザーの多くが小容量プランのスマホミニプランではなく、使い放題MAXプランを選択する、大きな要因になっています。
しかし、3GB未満の利用に留まるユーザーは、auの使い放題MAXプランでは月額5,588円ですが、UQモバイルのミニミニプランなら月額2,365円で利用ができます。
auの使い放題MAXプランで4GB未満程度を利用した場合、月額料金は7,238円になりますが、UQモバイルなら月額2,365円で、その差額は月額4,873円になります。
使わなかったデータが翌月に繰り越される
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルでは、利用しなかったデータ量は次の月に繰り越されて無駄なく利用ができます。
コミコミプランの契約時は月に4GBの容量からスタートしますが、たとえば2GBしか利用しなかった場合、余った2GBは次の月に自動的に繰り越されて、スタート時の持ち容量は、本来の4GBに繰り越しの2GBを加えた6GBになります。
繰り越した容量の期限は1ヵ月ですが、繰り越されたデータから利用していくので、また2GBしか利用しなかった場合では、新しい4GBが丸々次の月に繰り越されて、スタート時の持ち容量は、本来の4GBに繰り越された4GBを加えて8GBになります。
ミニミニプランは4GBの容量プラン契約でも、このような使い方をするユーザーは、常に8GBが利用できる状態になっていることになり、プラン容量が有効に利用できる上に、何かの都合で多くのギガを必要とした場合の余裕が持てることになります。
3大キャリアのプランは、無制限プランと従量制の小容量プランであり、決められた容量という概念が存在していないため、データの翌月繰り越しも当然ありません。
節約モードが使える
UQモバイルではミニミニプランのみ、データを消費しない「節約モード」が利用できます。
これは、スマホのアプリで節約モードをONにすると、通信速度はLINEやSNSが何とか使える300kbpsに制限されますが、契約しているギガを消費することなく、インターネットの利用が可能になり、決められたギガを効率良く運用することができます。
先の繰り越しと併せて使えば、4GBのギガ容量プランを極めて効率良く運用することが可能です。
トクトクプラン
プラン名 | トクトクプラン | |
容量 | 1GB未満 | 15GB |
基本月額料金 | 2,277円 | 3,465円 |
トクトクプランの基本容量は月に15GBですが、1GB未満の利用に留まった場合は、自動的に月額料金が2,277円になります。
普段のスマホの使い方として、Wi-Fiが無い場所での利用がそれほど多くなく1GB未満の利用に留まるケースが多いユーザーなら、UQモバイルの最小プランであるミニミニプランよりも安く利用できます。
ただ、1GBの容量を超過すると月額料金は3,465円へ一気に上がるので、一般的にWi-Fiを使わないインターネットをスマホでそれほど利用しない、Wi-Fiを使わないで動画視聴はしないユーザーにとって、使い勝手が良いのは先述のミニミニプランだと言えます。
トクトクプランが向いているのは、ほとんどギガを使わない月が多いけれど、時々大量にギガ消費をすることがあるユーザーに最適ですが、それ以上に、多くのスマホユーザーの使い方をカバーできる容量プランになっています。
スマホユーザーの多くは月に15GB以下の利用
(出典:MM総研)
このデータは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用で、Wi-Fiでの利用を含まない、契約しているスマホプランのギガを消費した容量ごとの、ユーザー分布を表しています。
月に3GB未満の利用者が多いことは、先のミニミニプランでも述べましたが、全体の8割程度のスマホユーザーは、15GB未満に収まっていることが解ります。
それなりにインターネットの利用が多い方を含めて、多くのスマホユーザーはコミコミプランの容量15GBでカバーすることができます。
通信キャリアのメインブランドと比較してどうか?
15GBの容量を利用する場合、通信キャリアのメインブランドの小容量プランでは対応ができず、比較するなら無制限プランになります。
使い放題MAX 5G/4Gプラン | |
容量 | 無制限 |
基本月額 | 7,238円 |
スマホユーザーの8割をカバーできる、月に15GB未満程度の利用の場合、auの使い放題MAXプランでは月額7,238円になりますが、UQモバイルのトクトクプランなら月額3,465円になり、差額は月額3,773円になります。
使わなかったデータが翌月に繰り越される
(出典:UQ mobile公式サイト)
トクトクプランでも、余ったデータが翌月に繰り越せます。
たとえば、5GBしか1ヵ月間に利用しなかった場合、使えなかった10GBが翌月に繰り越されて、スタート時の容量は本来の15GBに10GBが加わった25GBになります。
注意したいのは、繰り越したデータの期限は翌月までで、無限にデータ量が大きくなっているわけではなく、最大で30GBになります。
1GBまでの利用で、月額料金が安くなった場合には繰り越しは無く、翌月は15GBのスタートになります。
1GB未満のデータ利用で割引がされるのは、繰り越しデータ・本来のデータを利用する如何にかかわらず、その月のデータ利用が1GB未満になっている場合に限ります。
コミコミプラン(2024年11月11日に新規契約は停止)
プラン名 | コミコミプラン |
容量 | 20GB |
基本月額料金 | 3,278円 |
コミコミプランは、UQモバイルでは最大の1ヵ月間に20GBの容量が利用できるだけでなく、1回の通話が10分以内の国内通話なら何度利用しても無料の、「10分かけ放題」が込みになっているプランです。
このプランが改訂されて、2024年11月12日からスタートの、後述する「コミコミプラン+」にモデルチェンジすることが、2024年10月17日にKDDIから発表されました。
これに伴い、従来からあるコミコミプランの新規受付は、2024年11月11日で終了することになりました。
なぜ?容量が大きくかけ放題付のコミコミプランが安い!?
使える容量が大きくなれば月額料金が高くなるのが、一般的なスマホプランの常識ですが、UQモバイルのトクトクプランは15GBの容量であるのに、コミコミプランでは20GBの容量が使えて、10分かけ放題が付いているのにもかかわらず、月額料金はトクトクプランの3,465円に対して、コミコミプランは3,278円と安くなっています。
これは、同じUQモバイルの中でも、他の2つのプランとコミコミプランではタイプが異なり、成り立ちも異なることがあります。
コミコミプランはドコモが提供している、オンライン専用プランの「ahamo」を直接のライバルとして設計されています。
ahamoはオンライン専用プランの基準を確立させたプランと言っても良く、全国にあるドコモショップが利用できないオンライン専用プランであり、各種割引制度を一切利用することができないこと引き換えに、毎月20GBの容量にかけ放題を加えて、それまでの通信キャリアが提供している料金よりも、大幅に割安な月額料金であることがメリットです。
当初はKDDI陣営の対抗プランとしてオンライン専用プランの「povo」を提供してきましたが、現在は「povo2.0」へと大幅な内容変更を行い、利用する時にだけトッピングを利用するプランになったため、直接のahamoのライバルになるプランが、KDDI陣営では無くなってしまいました。
その不在になった役割を新たに担っているのが、UQモバイルの「コミコミプラン」です。
そのため、コミコミプランはオンライン専用プランに準じている内容になっていて、家族で利用する「家族割」や、自宅のWi-Fi用の回線を併用・電気会社を利用して適用される「セット割」などを、一切利用することができません。
これはある意味で、ミニミニプラン・トクトクプランが割引制度を適用して利用することが前提に設計されているのに対して、コミコミプランは割引制度が無くても、最初から安価な月額料金になっているということです。
そのため、単身利用者で自宅にWi-Fi回線が無い場合は、コミコミプランのコスパが極めて良いと言えます。
ahamoと比較してどうか?
直接のライバルとなる「ahamo」とUQモバイルの「コミコミプラン」を比較した場合、ahamoの月額料金は2,970円で、コミコミプランは3,278円になっていて、ahamoの方が安くなっています。
しかし、国内通話かけ放題の1回の時間が、ahamoは5分であるのに対して、UQモバイルは倍の10分になっています。
かけ放題の制限時間を超えた場合の通話料は、どちらも22円/30秒ですから、通話の使い方によっては両者の差額308円は直ぐに逆転するケースも少なくありません。
また、ahamoなどのオンライン専用プランでは、キャリアの店舗を利用することができず、困ったことが起きても自己解決することが基本です。
何らかのトラブルが発生した時に、UQモバイルのコミコミプランなら、全国のUQモバイルやauショップを気軽に利用することができます。
これらの要素とデータ繰り越しができる等を加味して、両者の価格差を考慮すればUQモバイルの方がお得に利用できます。
詳細は以下のページもご覧ください。
使わなかったデータが翌月に繰り越される
(出典:UQ mobile公式サイト)
コミコミプランでも、余ったデータは翌月に繰り越せます。
たとえば、2GBしか利用しなかった場合、翌月に18GBが繰り越されて、本来の20GBに18GBが加わって38GBが翌月のスタート時容量になります。
*ahamoで使わなかったデータは消滅します。
コミコミプラン+(2024年11月12日にスタート)
(出典:KDDI公式)
プラン名 | コミコミプラン+ |
容量 | 30GB |
基本月額料金 | 3,278円 |
前述のように、2024年11月12日からは「コミコミプラン+」になります。
変更内容のトピックとしては、利用できる1ヵ月の容量が20GBから30GBに変更されることで、10分国内通話かけ放題や繰り越しができる等の内容には変更が無く、月額料金は据え置きの3,278円です。
このプラン改定には、2024年10月に行われた「ahamo」のプラン改定が大きく影響しています。
ahamoを仮想敵国として設計されたUQモバイルの「コミコミプラン」は、月に使える容量もahamoと同じ20GBにしていました。
しかし、先のahamoプラン改定により、オンライン専用プランの基準になっていた20GBの容量を30GBに増量しつつ、月額料金は据え置きにしました。
ライバルの動きに対してUQモバイルも、コミコミプランのデータ容量を30GBに増量して、月額料金を据え置きにする対抗策を機敏にとったと言えます。
加えて、終了日の定まっていない「コミコミプラン+データ10%増量特典」の3GBを無料提供していて、利用できるデータ量を毎月33GBにすることで、ahamoに対して万全の優位性を盤石にすることに全力を注いでいます。
現在「コミコミプラン」を利用中のユーザーは自動で移行しない
従来の「コミコミプラン」に比較して、メリットしかない「コミコミプラン+」ですが、UQモバイルとしては、この2つは全くの別プランでの提供扱いになっていて、現在「コミコミプラン」を利用中のユーザーは自動的に「コミコミプラン+」へ移行することは無く、「コミコミプラン+」を利用するためには、プラン変更の手続きが必要になります。
*「コミコミプラン+」に変更可能なのは、サービスが始まる2024年11月12日以降です。
「My UQ mobile」にログイン > 「契約情報」をタップ > 料金プランの右側の「変更」をタップ > 「コミコミプラン+」を選択して、「翌月から適用する」をタップ > 注意事項を確認して最下部にある「同意して次に進む」をタップ して完了です。
料金プランの変更に費用はかかりません。
UQモバイルのプラン料金以外の特徴は?
3大キャリアと比較して安価な月額料金で利用ができるUQモバイルですが、「安かろう悪かろう」では決してありません。
格安SIMとは決定的に違う良好な通信品質
安価な月額料金で利用ができるスマホプランに格安SIMがありますが、これはMVNOと呼ばれていて、通信キャリアの回線の一部を借り受けて運営されるもので、MNOと呼ばれている通信キャリアKDDIが運営するUQモバイルとは、通信品質が決定的に異なります。
この違いを自動車道路の車線を回線として考えて、ご説明しましょう。
格安SIMのMVNOは回線の一部を借りているため、2車線しか利用することができませんが、UQモバイルのような通信キャリアのMNOでは6車線全部を利用して走行することができます。
この走行スピードが通信速度に当たり、通常の時間帯でMNOとMVNOの通信速度を比較すると、概ね倍近くの差が出ます。
通常の時間帯ではなく、多くのユーザーが一斉に同時に利用する、お昼休みの時間帯や通勤通学の時間帯などでは、さらに顕著な差が出ます。
MVNOは渋滞が激しく通信速度が出ませんが、MNOでは使える車線が多いため、影響は必然的に小さくなります。
使う時間帯や場所、利用する格安SIMにもよりますが、場合によってはMVNOの場合に1Mbpsを下回ることもあり、3大キャリアを利用中の方が格安SIMに乗り換えると、大きなストレスになるケースが少なくありません。
UQモバイルはMNOなので、3大キャリアから乗り換えても通信品質に変わりが無く、快適な利用が可能になっています。
安価な月額料金でも店舗サポートが受けられる
安価な月額料金で提供されているスマホプランの、格安SIMやahamoなどのオンライン専用プランでは、店舗でのサポートを受けることができません。
UQモバイルは、全国のauショップ・UQモバイルショップ店頭などで、サポートを受けることができます。
困ったときに駆け込める場所のある安心感は、3大キャリアのサービスを利用してきた方にも、UQモバイルならそれまでのサポート体制と大きな変化が無く、安価な月額料金のメリットだけを享受できます。
通話オプションが豊富でコスパがよい
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルではインターネットの利用が中心のユーザーだけでなく、電話通話が中心のユーザーに対しても、比較的安価でコスパの良いオプションを用意しています。
24時間いつでもどれだけでも電話がかけ放題になる、「国内通話かけ放題」は月額1,980円で、最大1ヵ月60分までの国内通話(2,640円分)が、月額660円で利用ができる「通話パック60」のオプションがあります。
電話オプションを利用すると、留守番電話・キャッチホン(割込通話)・三者通話・迷惑電話撃退サービスを組み合わせた「電話きほんパック(V)(月額440円)」が、無料になっています。
60歳以上のユーザーが「国内通話かけ放題」を利用する場合は、毎月1,100円の割引が適用されて、実質880円になります。(コミコミプランは対象外)
UQモバイルの割引「家族割」「セット割」は?
ここまでご紹介してきたUQモバイル料金は割引前の月額料金ですが、家族で利用する場合には最大月額スマホ1台につき550円が割引される「家族割」と、指定の自宅Wi-Fi回線の導入や「auでんき」を併用することで、最大月額スマホ1台につき1,100円が割引される「セット割」があります。
家族割
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルを家族で利用する場合、スマホ1台につき月額550円の割引「家族割」が適用されます。
(*コミコミプランは対象外です)
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 |
家族割 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割2人総額 | 3,630円 | 3,454円 | 5,830円 |
家族割3人総額 | 5,445円 | 5,181円 | 8,745円 |
家族割4人総額 | 7,260円 | 6,908円 | 11,660円 |
スマホ利用者で割合の多い3GB未満のユーザーなら、家族で利用することにより月額1,815円でキャリア回線のUQモバイルを利用することができます。
通信キャリアのメインブランドと比較してどうか?
通信キャリアの家族割は最大1,100円ですが、これは3人以上の場合の金額で、2人で利用する場合は減額されて、プランによっても割引額は異なっています。
auの場合で家族割を見てみましょう。
使い放題MAX 5G/4Gプラン | ||
容量 | 3GB未満 | 無制限 |
基本月額 | 5,588円 | 7,238円 |
家族割3人以上割引額 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割2人割引額 | 550円 | 550円 |
家族割2人総額 | 10,076円 | 13,376円 |
家族割3人総額 | 13,464円 | 18,414円 |
家族割4人総額 | 17,952円 | 24,552円 |
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割3人以上割引額 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割2人割引額 | 220円 | 220円 | 220円 | 220円 |
家族割2人総額 | 6,490円 | 8,690円 | 10,890円 | 11,990円 |
家族割3人総額 | 8,745円 | 12,045円 | 15,345円 | 16,995円 |
家族割4人総額 | 11,660円 | 16,060円 | 20,460円 | 22,660円 |
割引額では上回ることもあるメインプランですが、支払総額ではUQモバイルの方が大幅に安くなります。
セット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルで指定の自宅Wi-Fi回線を併用するか、自宅で使う電力会社を「auでんき」にする場合に、スマホ1台につき月額1,100円の割引「セット割」が適用されます。
(*コミコミプランは対象外です)
セット割を適用させる場合は、家族割の併用をすることができません。
自宅Wi-Fi回線の「光回線」「ホームルーター」でセット割を適用させる場合は、固定電話(月額550円程度)のオプション加入が必要になります。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 |
スマホ利用者で割合の多い3GB未満のユーザーなら、家族で利用することにより月額1,265円でキャリア回線のUQモバイルを利用することができます。
高品質なキャリア回線を使うUQモバイルにセット割を適用した金額なら、格安SIMと比較してもコスパ的には全く遜色ありません。
家族4人のスマホ代合計でも、月額5,060円にしかなりません。
通信キャリアのメインブランドと比較してどうか?
通信キャリアのセット割は最大1,100円ですが、UQモバイルとは異なり家族割の併用も可能になるため、2つ併せるとスマホ1台当り最大2,200円の割引が適用されます。
こちらも、自宅Wi-Fi回線の「光回線」「ホームルーター」でセット割を適用させる場合は、固定電話(月額550円程度)のオプション加入が必要になります。
auの場合で家族割を見てみましょう。
使い放題MAX 5G/4Gプラン | ||
容量 | 3GB未満 | 無制限 |
基本月額 | 5,588円 | 7,238円 |
家族割 (3回線以上) |
1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割3人総額 | 10,164円 | 15,114円 |
家族割4人総額 | 13,552円 | 20,152円 |
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割 (3回線以上) |
550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
セット割 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割3人総額 | 7,095円 | 10,395円 | 13,695円 | 15,345円 |
家族割4人総額 | 9,460円 | 13,860円 | 18,260円 | 20,460円 |
通信キャリアのメインプランは、割引額は大きいですが元金額が高額のため、UQモバイルの支払総額と比較すれば必然的に割高になっています。
セット割の適用に併用するのは何がベスト?
UQモバイルにセット割を適用させるのには、「光回線サービス」「ホームルーター」「モバイルルーター」を併用するか、自宅の電力会社をauでんきにスイッチする必要があります。
どれを組み合わせても同じ割引額のセット割が適用されますので、個々の事情に応じて選択すれば良いのですが、UQモバイルのプラン内容には無制限プランが用意されておらず、セット割が適用できるプランで最大容量は15GBのトクトクプランになります。
インターネットの利用頻度が年々増加していて、特に動画視聴をする利用者が増えていて、UQモバイルだけでインターネット回線の運用をするのには、最大のギガ容量でも不足する事態になりかねません。
それを回避して、効率良くUQモバイルを利用するためには、高速通信で無制限に利用が可能な光回線を組み合わせて利用するのが最適です。
自宅に光回線を導入してWi-Fiが利用できるようになれば、自宅でのUQモバイルのギガ消費は無くなりますから、外出時に利用するギガ容量だけの確保でOKということになります。
前述のスマホユーザーの1ヵ月の利用量のグラフで、1GB未満が最も多く3GB未満に集中していたのは、実際に利用が少ないユーザーもいますが、大きな要因は自宅に光回線を導入していたからだと推察できます。
自宅にセット割が適用される光回線を導入して、UQモバイルのミニミニプランでスマホを運用するのが、コスパの良い通信費トータル費用を節約できる方法になります。
UQモバイルのセット割が適用される光回線は複数ありますが、日本で最も提供エリアが広く、最も多くのマンションに導入されている、NTT東西の光回線であるフレッツ光を使う光回線サービス「光コラボ」がおすすめで、他の光回線よりも工事完了までの期間も短くなっています。
光コラボでUQモバイルのセット割に対応したサービスは複数ありますが、その中からおすすめの光コラボを具体的にご紹介しましょう。
UQモバイルには「ビッグローブ光」の併用が最適!
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
ビッグローブ光は、KDDIのグループ企業であるビッグローブ株式会社によって運営されている、NTT東西のフレッツ光を使う光コラボで、UQモバイルと併用することによりセット割が適用されます。
フレッツ光が利用できる場所や建物で、ビッグローブ光は利用することができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を新規契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
光回線を導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
家族3人で利用した場合のお得な通信費トータル費用は?
自宅では高速で無制限にインターネットの利用ができる光回線のビッグローブ光、スマホプランにはUQモバイルのミニミニプランにセット割を適用させた場合で、家族3人の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 7,986円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,086円 |
*auPAYカードで支払う場合
自宅の光回線と3人のスマホ代を合計した金額でも、戸建て9,086円・マンション7,986円で済むコスパの良さです。