ドコモ光は、日本で一番利用されている光回線サービスです。
スマホプランでドコモを利用されている方に利用者が多く、ドコモは最も利用されている通信サービスですから、ドコモ光ユーザーが多いのも至極当然です。
ドコモ光から別の光回線サービスへの乗り換えの検討をする場合、その理由には色々なパターンが考えられます。
毎月の家族の分を含めたスマホ代と光回線サービスの料金を加えた、通信費トータル費用の支払金額が負担で、少しでも費用の節約をしたいとお考えの場合が多いと推察できます。
もう少し具体的な話をすると、ドコモ光を自宅の光回線として使っていて、スマホプランにauを利用している、または利用するつもりの場合なら、ドコモ光ではauスマホプランに対して、スマホプランと光回線サービスを併用することで得られる「セット割」の適用が受けられないため、ドコモ光を継続して利用するメリットは無く、支払い費用も確実に割高になります。
auスマホプランを利用するユーザーが、自宅の光回線サービスでauの「セット割」であるスマートバリューを適用させる場合、auショップ店頭で推奨しているのが「auひかり」で、auひかりが提供されていない関西エリアと中部エリアでは、主に「eo光」「コミュファ光」が推されています。
しかし、ドコモ光ユーザーが、これらのauスマホプランでセット割を適用させる光回線サービスに乗り換えるには、新たな光回線の工事が必要になります。
光回線の工事には立ち会いが必要であり、場合によっては数ヶ月先の空いたスケジュールを確定させて、工事業者の空きと擦り合わせることが不可欠であり、手間を考えるとどうしても躊躇しているうちに、時間だけが経過して割高な支払い費用はそのままの状態になります。
そんな方には、ドコモ光から「ビッグローブ光」への乗り換えが最適です。
ビッグローブ光はauスマホプランと併用することで、「セット割」スマートバリューが適用されて、通信費トータル費用の節約が可能であり、新たな回線工事は必要が無く、簡単な手続きだけで乗り換えが可能で、インターネットが利用できない期間も生じません。
auスマホユーザーがお得になる、ドコモ光からビッグローブ光に乗り換える方法を解説して、そのメリットや手順に加えて、お得になる利用方法もご紹介するのと共に、ドコモユーザーの方に、ドコモ光を利用しながら通信費トータル費用を節約する方法も解説します。
ドコモ光からビッグローブ光への乗り換えは「工事不要で可能」なのはなぜか?
NTTドコモが提供している光回線サービスの「ドコモ光」と、KDDIグループ傘下のビッグローブ株式会社が提供している光回線の「ビッグローブ光」は、全く別の企業体によって運営されている、全く別のサービスです。
auひかりなどのauショップ店頭で推されている光回線サービスに、ドコモ光から乗り換える場合では、ドコモ光の解約と新たな光回線工事を行うことが避けられません。
しかし、それらの光回線サービスと全く同じauスマホ代の「セット割」スマートバリューが「ビッグローブ光」では適用されますが、ドコモ光からビッグローブ光への乗り換えに新たな回線導入工事は不要で、「事業者変更」という簡単な手続きだけで乗り換えが可能であり、乗り換えによるインターネットが利用できない期間も生じることがありません。
なぜ、そのようなことが可能になっているのか?についてご説明しましょう。
ドコモ光とビッグローブ光は同じ光回線「フレッツ光」を使っている
(出典:NTT西日本*一部改変)
ドコモ光とビッグローブ光は、全く別の企業が提供している別の光回線サービスではありますが、利用している光回線はどちらも同じ、NTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」を使っています。
この、フレッツ光の利用形態を「光コラボ」と言います。
光コラボとは?
光コラボは光回線のインターネット利用に必要な、回線(フレッツ光)と接続業者プロバイダをワンセットにした、光回線サービスです。
フレッツ光の幅広い提供エリアが利用できる
光回線を利用するためには、光ファイバーケーブルに直接接続するため、自宅の近くまで光回線網が来ていない場合は利用できません。
街中から郊外に至るまで、光回線網を敷設することは簡単ではなく、数多くの「光回線」が乱立して張り巡らされていると捉えている方も多いのですが、「光回線サービス」は多くても、実際に敷設されている「光回線」の種類は多くありません。
全国47都道府県全県で利用することができる光回線は「フレッツ光」のみで、普及度を表す人口カバー率でも、他の光回線を圧倒しています。
また、マンション集合住宅で光回線を利用する場合は、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線しか、基本的に利用することができませんが、フレッツ光は全国の数多い建物に工事が完了しているケースが圧倒的に多くなっています。
プロバイダとフレッツ光回線がワンセットで利便性が高く安価
(出典:NTT東日本)
インターネットを利用するためには、回線と接続業者プロバイダが必要不可欠です。
回線はデータをユーザーに届けることはできますが、世界中に分散しているwebサーバーに対して直接接続することはできず、プロバイダが自社のノウハウを活かして、効率良くインターネットの世界にアクセスをする、水先案内人の役割を担っています。
フレッツ光のシェア占有率は圧倒的なため、フレッツ光を所有しているNTT東西がプロバイダ業務まで提供するようになると寡占化が顕著になり、料金の高止まりに繋がることを懸念した総務省の意向もあり、NTT東西ではプロバイダ業務の提供を直接行っていません。
そのため、NTT東西が光回線フレッツ光をプロバイダに卸し提供して、プロバイダが自社業務とワンセットにした、フレッツ光を使ってインターネットを利用する光回線サービスが「光コラボ」です。
光コラボは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から提供されていて、「ドコモ光」も「ビッグローブ光」も光コラボの一つです。
auひかり・eo光・コミュファ光はフレッツ光を使っていないので、光コラボではありません。
光コラボから別の光コラボへの乗り換えは「事業者変更」の手続きだけで完了
同じ光回線「フレッツ光」を使っている「ドコモ光」「ビッグローブ光」では、乗り換えてもフレッツ光を使うことに変わりは無く、そのため新たな回線工事の必要が無く、プロバイダを切り替えるだけなので、インターネットが利用できない期間も生じません。
この、光コラボから別の光コラボへの乗り換えは、「事業者変更」という簡単な手続きだけで行うことができます。
具体的に、ドコモ光からビッグローブ光への乗り換え、事業者変更の手順を見ていきましょう。
ドコモ光からビッグローブ光に乗り換える「事業者変更」の手順
(出典:NTT東日本公式)
ドコモ光から事業者変更でビッグローブ光に乗り換えるには、新規契約をビッグローブ光にするのではなく、事前にドコモ光から事業者変更承諾番号を入手して、ビッグローブ光に事業者変更で申し込みを行い、入手した事業者変更承諾番号を伝えるだけです。
1.ドコモ光から事業者変更承諾番号を取得
ドコモ光に連絡をして、事業者変更承諾番号をもらい受けます。
事業者変更承諾番号の取得が行えるのは、契約者本人か家族に限られます。
そのときに必要なのは、「契約者本人の名前」「契約者の住所」「契約時の登録電話番号」「契約者の生年月日」になります。
連絡先 ドコモ光
電話 0120-800-000 (9:00~20:00 年中無休)
ドコモショップでもwebでも手続きが可能です。
事業者変更承諾番号は11桁の番号で、15日の有効期限があります。
2.ビッグローブ光の申込みをする
ビッグローブ光への申し込みは、「新規契約」ではなく「事業者変更」で行い、ドコモ光で入手した「事業者変更承諾番号」を伝えてください。
以上で、ドコモ光からビッグローブ光への乗り換え手続きが完了します。
概ね10営業日から2週間程度で、ビッグローブ光が利用できるようになります。
ビッグローブ光が利用できるよう切り替わるまでは、ドコモ光でインターネットの利用が可能で、ビッグローブ光が利用できるようになると、自動的にドコモ光は解約されます。
ビッグローブ光の申し込みは「代理店」がお得
ビッグローブ光への事業者変更の申し込み窓口は、公式HPよりもオンライン専門代理店を利用した方が、公式特典に加えて代理店独自の特典も併用できるのでお得です。
代理店申し込みによる不利益は無く、契約後の月額料金やサポートにいたるまで、公式HPでの申し込み時と全く同じです。
auスマホユーザーは「ビッグローブ光」に乗り換えがお得
ドコモ光を自宅のWi-Fi回線としてご利用中のauスマホユーザーは、ビッグローブ光に乗り換えた方がコスパ良く使うことができます。
光回線サービスの月額料金を比較
それぞれの、月額料金を見てみましょう。
ドコモ光
戸建て料金 | マンション料金 | |
タイプA | 5,720円 | 4,400円 |
タイプB | 5,940円 | 4,620円 |
ビッグローブ光
戸建て料金 | マンション料金 | |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 |
ドコモ光の安価なタイプAと比較しても、戸建てでは毎月242円・マンション集合住宅では毎月22円がお得になります。
たしかにビッグローブ光に乗り換えた方がお得になりますが、金額としては月額料金だけでは小さく、それほどのメリットは感じられません。
お得になるメリットの大きさは、スマホ代まで計算すれば明白です。
スマホ代を比較
大手3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の通信費用は概ね横並びですが、光回線と併用して適用される「セット割」の有無で大きく違ってきます。
家族3人で利用していると仮定して、計算してみましょう。
ドコモ光+auスマホプラン
自宅の光回線としてドコモ光を利用して、スマホはauプランを使った場合を計算します。
3人以上の家族で利用している場合には、スマホプランの月額料金からスマホ1台につき最大1,100円の家族割が適用されます。
無制限プラン
自宅にドコモ光があれば、自宅でのインターネット利用はWi-Fiを使いますから、スマホプランのギガを消費するのは外出時だけになり、多くのユーザーは概ね月に3GB未満の利用に留まっていて、その場合は自動的に月額1,650円の割引が適用されます。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | 3GB未満割 | 家族人数 | 1ヵ月計 |
au | 使い放題MAX 5Gプラン | 7,238円 | 1,100円 | 1,650円 | 3人 | 13,464円 |
スマホ代は13,464円ですから、ドコモ光の月額料金(安価なタイプA)を加えた1ヶ月の通信費トータル費用は、マンション集合住宅17,864円(13,464円+4,400円)・戸建て住宅19,184円(13,464円+5,720円)になります。
小容量プラン
auの小容量プラン「スマホミニプラン」は、データの利用量で月額料金が変わる従量制プランです。
3人以上の家族利用で、月額1,100円の家族割が適用されます。
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 3,465円 | 4,565円 | 5,115円 |
月に3GB未満程度の利用の場合、スマホ1台の料金は4,565円になりますから、家族3人で利用したスマホ代の合計金額は13,695円になり、無制限プランで3GB未満利用時よりも高くなります。
もちろん、2GB未満の場合なら安くなりますが、少ない容量しか利用しないから小容量プランに乗り換えたのに、2GBを超過する利用だと必ずしも安くなりません。
3GB未満程度の利用時に、ドコモ光の月額料金(安価なタイプA)を加えた1ヶ月の通信費トータル費用は、マンション集合住宅18,095円(13,695円+4,400円)・戸建て住宅19,415円(13,695円+5,720円)になります。
ビッグローブ光+auスマホプラン
光回線をビッグローブ光に乗り換えた場合を、同様に見てきましょう。
3人以上の家族で利用している場合には、スマホプランの月額料金からスマホ1台につき最大1,100円の家族割が同様に適用されるのに加えて、「セット割」スマートバリューが適用されることで、スマホ1台につき最大1,100円が割引されます。
・無制限プラン
同様に家族3人利用で、スマホプランのギガ消費量を3GB未満程度として計算します。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 3GB未満割 | 家族人数 | 1ヵ月計 |
au | 使い放題MAX 5Gプラン | 7,238円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,650円 | 3人 | 10,164円 |
家族3人分のスマホ代は、ドコモ光を併用している場合と比較して、3,300円安い月額10,164円になります。
ビッグローブ光の月額料金を加えた1ヶ月の通信費トータル費用は、マンション集合住宅14,542円(10,164円+4,378円)・戸建て住宅15,642円(10,164円+5,478円)になります。
ビッグローブ光に乗り換えることで、1ヵ月の通信費トータル費用は、マンション集合住宅で毎月3,322円・戸建て住宅で毎月3,542円がお得になります。
小容量プラン
auの小容量プランに、セット割を適用させた場合のスマホ費用を計算します。
au スマホミニプラン 5G/4G | ||||
容量 | ~1GB | ~2GB | ~3GB | ~4GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,215円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
割引後 | 1,815円 | 2,915円 | 4,015円 | 4,565円 |
スマホ1台の料金は、3GB程度の利用の場合に月額4,015円になります。
家族3人で利用した場合は、月額12,045円になります。
ビッグローブ光の月額料金を加えた1ヶ月の通信費トータル費用は、マンション集合住宅16,423円(12,045円+4,378円)・戸建て住宅17,523円(12,045円+5,478円)になります。
2GB未満の場合は無制限プラン利用時よりも安くなりますが、2GB未満を超過すれば高くなります。
通信費トータル費用も計算してみましょう。
ビッグローブ光 | au スマホミニプラン3GB未満 | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 4,015円 | 3人 | 16,236円 |
戸建て | 5,478円 | 4,015円 | 3人 | 17,336円 |
ドコモ光を利用している場合と比較して、ビッグローブ光に乗り換えたときの通信費トータル費用は、マンション集合住宅で毎月1,895円・戸建て住宅で毎月2,079円がお得になります。
auスマホユーザーは「UQモバイル」に乗り換えで更にお得
(出典:UQ mobile公式サイト)
auスマホユーザーは、ビッグローブ光に乗り換えることでお得になりますが、auスマホプランを継続するのではなく、auのサブブランド「UQモバイル」に乗り換えた方が更にお得になります。
UQモバイルは、auと同じKDDIが運営しているスマホプランで、auのサブブランドの位置づけで、同じ通信品質を安価に利用することができます。
auで利用しているスマートフォンを乗り換えても、そのまま利用することができます。
ビッグローブ光とUQモバイルを併用することで、UQモバイルの安価な月額料金にセット割が適用されて、通信費トータル費用が更にお得になります。
セット割を適用したUQモバイルの料金
UQモバイルでは3つのプランがあり、ビッグローブ光と併用することで、スマホ1台につき最大毎月1,100円のセット割が、10契約まで適用されます。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
自宅に光回線が導入されていてWi-Fiが利用できる場合、ここまでは最適なプラン容量として3GB程度を想定してきましたが、UQモバイルなら1GBの余裕がある4GBのプランがセット割を適用すれば、月額スマホ1台1,265円で利用することができます。
家族3人の通信費トータル費用
同様に、家族3人で利用した場合の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 7,986円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,086円 |
*auPAYカード支払い割187円も適用した場合
auの無制限プランでセット割を利用した場合よりも、月額6,556円がお得になり、年間では78,672円お得になります。
auからUQモバイルに乗り換える方法
同じ企業が提供している、auのスマホプランから、UQモバイルに乗り換える方法は簡単で、今使っている電話番号もそのまま継続して利用ができます。
1.UQモバイルにアクセス
ページにある「お申し込み」をタップorクリック
物理的なSIMの入れ替えの場合は「SIMカード」、物理的なSIMを利用せずにスマホがeSIM対応機種の場合は、「eSIM」も選択できます。(スマホでeSIMの手続きをする場合には、Wi-Fi環境が必要です)
2.UQモバイルの申し込みページを進める
(出典:UQ mobile公式サイト)
「au/povoからの乗り換え」をチェックして、「お手続きに進む」をタップorクリックします。
確認事項が出てくるので読み進めて、「進む」をタップorクリックします。
出てきたauID確認画面で本人確認ができれば、料金プランとオプションを選択して手続き完了です。
ドコモ光を継続してお得に利用する方法
ドコモ光を使っているユーザーでauスマホプランの利用者は、ビッグローブ光に乗り換えて、スマホプランをUQモバイルに乗り換えることで確実にお得になります。
しかし、ドコモ光を使っているドコモユーザーは、スマホプランを変えるだけでお得になる可能性があります。
ドコモスマホユーザーが、光回線サービスはドコモ光のままで、通信費トータル費用を安くする方法を考えてみましょう。
ドコモのスマホプランでも、ここまで見てきたauと同様に各種割引制度があります。
しかし、ドコモで利用者の多いメインプランを利用している場合は、毎月の通信費トータル費用が負担になっているケースは少なくなくありません。
家族3人でスマホプランを利用して、自宅ではドコモ光を使うと仮定して、通信費トータル費用を計算してみましょう、
無制限プランは割高
利用者の多いドコモの無制限プランは、現在は新規契約ができない「ギガホプレミアプラン」です。
通信会社 | プラン | 基本月額 | 家族割 | セット割 | 3GB未満割 | 家族人数 | 1ヵ月計 |
ドコモ | 5Gギガホプレミア | 7,315円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,650円 | 3人 | 10,395円 |
自宅ではドコモ光でWi-Fiを利用するので、3GB未満程度の利用に留まるユーザーが多く、月額1,650円の割引が適用されています。
しかし、スマホ1台あたりの料金は3,465円で、3GBの利用でこの費用はコスパが良くありません。
現在新規契約ができる無制限プランは「eximo」で、旧プランと比較すると利用データ量が少ない場合は安価になる従量制に変わりました。
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 3,465円 | 5,115円 |
新しいプランeximoでも、3GB未満利用時のスマホ1台の月額料金は同じ3,465円です。
同様にコスパは良くありません。
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用も、同様に計算してみましょう。
ドコモ光 タイプA | ギガホプレミアプラン3GB以下 | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 3,465円 | 3人 | 14,795円 |
戸建て | 5,720円 | 3,465円 | 3人 | 16,115円 |
家族3人の通信費トータル費用は、マンション集合住宅14,795円・戸建て住宅16,115円になります。
旧小容量プランも割高
小容量プランでも計算してみましょう。
ドコモで利用者の多い小容量プランは、既に新規契約を停止している「ギガライトプラン」です。
容量に応じた従量制で、支払料金が変わります。
ギガライトプラン | ||||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
家族割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 0円 | 550円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 2,915円 | 3,465円 | 4,565円 |
このプランに家族割とセット割を適用すれば、3GB未満程度の利用時はスマホ1台につき月額2,915円で使えます。
無制限プランに割引を適用させるよりも、月額1,650円がお得になります。
同様に、家族3人で利用した場合の通信費トータル費用も、同様に計算してみましょう。
ドコモ光 | ギガライトプラン | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 2,915円 | 3人 | 13,145円 |
戸建て | 5,720円 | 2,915円 | 3人 | 14,465円 |
無制限プランに割引を適用させるよりも、月額1,650円がお得になります。
しかし、これでもコスパが良いとは言えませんし、ギガライトプランは新規契約をすることもできません。
「irumo」に乗り換えればお得になる
(出典:ドコモ公式)
現在新規契約ができる、ドコモの小容量プランは「irumo」です。
ドコモ光と併用してお得に利用するには、このirumoとの組み合わせが最適です。
irumoは従来の従量制プランではなく、容量プランを決めて契約をするように変わっています。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
家族割 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
irumoで家族割とセット割を適用させれば、3GBのプランをスマホ1台につき月額1,067円で利用することができます。
同様に、家族3人で利用した場合の通信費トータル費用も、同様に計算してみましょう。
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 3人 | 7,601円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 3人 | 8,921円 |
ドコモの無制限プランで割引制度をフル活用するよりも、irumoに乗り換えれば、毎月7,194円がお得になり、年間では86,328円がお得になります。
ドコモの他のプランからirumoに乗り換える方法
同じ企業が提供している、ドコモのスマホプランから、irumoに乗り換える方法は簡単で、今使っている電話番号もそのまま継続して利用ができます。
1.irumoにアクセス
ページにある「irumo お申し込み」をタップorクリック
2.irumoの申し込みページを進める
(出典:ドコモ公式)
「今の電話番号をそのまま使う」にチェックを入れて、今使っている携帯電話会社・料金プランにある「docomo」にチェックを入れます。
「次へ」をタップorクリックして、出てきたdアカウント確認画面で本人確認ができれば、料金プランとオプションを選択して手続き完了です。