安価な月額料金を設定しているスマホプランでは、極力経費をかけない運営をする一環として、支払い方法をクレジットカードに限定していることが多くなっています。
3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)である巨大企業では、クレジットカード支払い以外での契約方法も可能になっていますが、毎月の支払い額は割高でコスパは決して良くありません。
クレジットカード以外の支払い方法が可能で、安価な月額料金でプランが提供されていて、通信品質も3大キャリアに遜色が無い、そんな都合の良いスマホプランがUQモバイルです。
UQモバイルはauのサブブランドとして、auのスマホプランよりも大幅に安い月額料金で提供されていながら、auと全く同じ回線・電波を利用しているので、通信品質もauと基本的に同じであり、auと同様にクレジットカード以外の支払い方法で契約ができます。
クレジットカード以外の支払い方法でも契約が可能な、UQモバイルの支払い方法について解説します。
UQモバイルは「口座振替」「デビットカード」での支払いが可能
UQモバイルの契約は銀行や郵便局に口座があれば、口座振替(郵便局の場合は自動振込)やデビットカードで可能になっています。
デビットカードは、金融機関の口座から即座に引き落としがされる点でクレジットカードとは異なるため、作成時には基本的に審査が無く、中学生を除く15歳以上の方なら申し込みが可能です。
UQモバイルで対応しているデビットカードは、「VISAデビットカード」「JCBデビットカード」「JCBプリペイドカード」になります。
金融機関によっては取り扱っていないケースもありますので、お問い合わせください。
利用ができる金融機関
UQモバイルで、口座振替のできる金融機関は以下の通りです。
都市銀行 | 全都市銀行の本支店 |
地方銀行 | 全地方銀行の本支店 |
第二地方銀行 | 全第二地方銀行の本支店 |
信託銀行 | 一部を除く信託銀行 |
信用金庫 | 全信用金庫の本支店 |
商工中金 | 全本支店 |
信用組合 | 一部を除く信用組合 |
農協・信農連 | 全本支店 |
漁協・信漁連 | 全本支店 |
ゆうちょ銀行 | 全国のゆうちょ銀行 |
全国にある数多くの金融機関が利用可能になっていますが、信託銀行・信用組合の一部では利用ができません。
詳細は、口座振替のできる金融機関の一覧をご確認ください。
口座振替でUQモバイルの契約はどこで可能?
UQモバイルのオンラインショップでは、支払い方法がクレジットカードに限定されているため、口座振替の契約をすることができません。
全国のショップ店舗(UQスポット、au Style、au ショップ等)の新規契約手続きでは、口座振替を支払い方法とした契約が可能になっています。
口座振替の手数料は?
口座振替は金融機関から支払いが行われるので、支払い手数料が気になりますが、UQモバイルの口座振替支払いでは手数料はかかりません。
締め日と支払い日は?
UQモバイルの締め日は月末で、口座引き落としの支払日は、毎月25日・月末日・翌月10日から選択します。
*土日祝日などの関係で金融機関によっては異なる場合があります。
スマホ端末代金の支払いは?
UQモバイルの契約時に分割払いで購入したスマホの支払いも、通信費と合算して口座振替での支払いが可能です。
ただし、口座振替でスマホ端末代が支払えるのは分割に限られていて、一括払い購入では支払いに使うことができません。
口座振替の手続きが完了するまでの時間は?
口座振替の手続きで指定した口座が、実際に金融機関に存在していて支払いが可能になっているのか?等の確認を行い、金融機関側と支払い手続きの手続きをUQモバイルが行う必要があるため、口座振替の手続きの完了までには概ね1ヵ月から2ヵ月程度がかかります。
そのため、契約初月と次月の支払いについては、UQモバイルから送られてくる振込用紙を使って、指定のコンビニエンスストアで支払いを行う必要があります。
Pay-easyでの支払いも可能です。
当月請求分の支払いなら、手数料もかかりません。
残高不足で口座振替ができなかったらどうなる?
登録した金融機関の口座残高が不足していて、UQモバイルへの引き落としができなかった場合は、再振替は行われません。
後日払い込み請求書が届くので、コンビニエンスストア等で支払ってください。
Pay-easyでの支払いも可能ですが、未払い料金の支払いに利用する場合は、翌月の請求に期日後料金支払手数料330円が加算されます。
支払期日までに支払いが完了しない場合、概ね10日から2週間後には回線利用停止の措置がとられて、利用ができなくなります。
この場合、UQモバイルだけでなく、他の通信会社で今後スマホ契約することにも影響するので、支払期日までの入金は守るようにしてください。
「口座振替」「デビットカード」支払いで契約時に用意していくものは?
支払い方法の違いで、スマホ契約時に必要なものは大きく変わりません。
契約時に用意しておくものについて、具体的に見ていきましょう。
本人確認書類
スマホの不正利用を防ぐために、通信各社では契約時の厳正な本人確認を国から求められています。
本人確認の書類として以下の一覧の中から、いずれかの原本を用意します。
UQモバイルに申し込む方の住所氏名生年月日と、本人確認の書類内容が一致している必要があります。
提示する書類によっては、他の書類と複数の本人確認書類や補助書類を要求されることがあります。
書類名 | 備考 |
運転免許証 | 有効期限内のもの免許証で国際免許証は不可 顔写真付きの運転経歴証明書は可 |
パスポート(日本国旅券) | 現住所の記載があり有効期限内のもの 2020年2月以降発行の新型パスポートでは補助書類も必要 |
マイナンバーカード(個人番号カード) | マイナンバー通知カードは不可 |
住民基本台帳カード(写真付のみ) | 顔写真・住所・生年月日が記載された有効期限内のもの 補助書類も必要 |
身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 | 住所記載が必要 |
特別永住者証明書 | 有効期限内のもの |
在留カード+外国発行パスポート | 在留期間によっては不可の場合あり 居住地が届け出後に記載の場合は補助書類も必要 |
健康保険証 | 18歳未満の契約を除き不可 補助書類が必要 |
補助書類
本人確認書類以外に補助書類が必要なのは、上記の備考欄以外にも、本人確認の書類住所と現在の住所が異なる場合などでも必要になります。
補助書類は発行から3ヵ月以内のものに限られていて、UQモバイルへの申し込み住所・氏名が一致している必要があります。
書類名 | 備考 |
公共料金領収証 | 電気・都市ガス・水道などが該当 携帯電話料金や小売り電気事業者の領収書は不可 |
住民票 | 本人確認書類が住基カードの場合併用不可 |
届出避難場所証明書 | |
行政機関発行の領収証 |
契約名義が未成年者の場合は?
契約するスマホプランの名義が未成年者の場合、前述の本人確認書類以外に、親権者同意書と親権者の本人確認書類が必要になります。
契約者と親権者の苗字や住所が異なる場合、続柄を証明する戸籍謄本、または続柄記載のある住民票(発行日から3ヶ月以内)が必要になります。
契約者が未成年の場合、親権者同伴で店舗に行って契約する必要があります。
親権者同意書は事前にダウンロードができます。
支払い口座・デビットカードは本人名義の必要がある
口座振替に利用する金融機関の口座名義・デビットカードの名義は契約者本人である必要があります。
口座振替依頼書が後日に届くので、必要な内容を記入して銀行印の押印の上で返送してください。
契約者と支払い口座の名義や住所が異なる場合は?
関係性を証明できる書類が必要になります。
この書類として有効なのは、発行日より3ヵ月以内の「戸籍謄本」「続柄記載の住民票」もしくは、地方自治体などで発行される「同性のパートナーシップを証明する公的証明書」があります。
UQモバイルのプランごとの月額料金
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルの契約時には、利用するプランを決める必要があります。
プラン内容について見ていきましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 20GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
ミニミニプラン
1ヵ月に使える容量は4GBで、月額料金は2,365円です。
UQモバイルで最も安価に利用ができるプランです。
3つあるプランで唯一「節約モード」の利用ができて、節約モード時の通信速度は300kbpsに制限されますが、このモード利用時にはインターネットを利用してもギガ消費をしません。
容量残は翌月に繰り越し
UQモバイルの全てのプランで、使わなかったギガ容量は自動的に翌月に繰り越しがされます。
たとえば、2GBしか利用しなかった月は翌月に2GBが繰り越されて、スタート時のギガ容量は、本来契約している4GBに2GBが加わった6GBになります。
同様にその月も2GBしか利用しなかった場合は、繰り越したギガから消費されますので、丸々4GBが翌月に持ち越されて、8GBからのスタートになります。
繰り越し容量の期限は繰り越した月なので、契約容量より大きなギガ容量が繰り越されることは無く、ミニミニプランの場合は最大8GBスタートになります。
トクトクプラン
1ヵ月の最大容量が15GBになり、月額料金は3,465円ですが、1GB未満の利用の月は自動的に月額料金の請求額は2,277円になります。
使わなかったギガ容量は、ミニミニプランと同様に繰り越されますが、節約モードの利用はできません。
コミコミプラン
UQモバイルで使える容量が20GBと最も大きく、月額料金は3,278円になります。
しかも、国内電話通話が10分までなら何度でも無料になる、10分かけ放題も込みでこの料金です。
UQモバイルの電話通話料金は22円/30秒ですから、電話を使う頻度が高いユーザーにはコスパの極めて良いプランだと言えます。
家族で複数回線利用なら「家族割」が適用される
UQモバイルでは家族で利用するケースを考慮して、同一名義人で5回線まで契約することが可能になっています。
複数回線を利用することで、最大月額1,100円の割引「家族割」が適用されます。
前述のプラン説明で、15GBのトクトクプランの料金よりも、20GBのコミコミプランが安く、10分かけ放題が付いていることを不思議だなぁ・・・と思った方も多いと思いますが、トクトクプランでは家族割を含めた各種割引が適用されるのに対して、コミコミプランでは適用されない違いがあります。
家族割が適用された場合の、UQモバイルのトータル費用を見てみましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 20GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
家族割 | 550円 | 550円 | 550円 | 0円 |
家族割2人 | 3,630円 | 3,454円 | 5,830円 | 6,556円 |
家族割3人 | 5,445円 | 5,181円 | 8,745円 | 9,834円 |
家族割4人 | 7,260円 | 6,908円 | 11,660円 | 13,112円 |
家族割5人 | 9,075円 | 8,635円 | 14,575円 | 16,390円 |
スマホ1台当り | 1,815円 | 1,727円 | 2,915円 | 3,278円 |
安価な料金をよりお得に、UQモバイルを利用することができます。
20GB以上の容量を利用したいユーザーは?
年々インターネットの利用容量は増加しています。
この要因はインターネットの利用頻度が上がったこともありますが、大きな要因は動画視聴利用者の増加と、動画視聴時間の増加です。
YouTubeやTVerなどの動画視聴では、短時間に大きなデータ量を消費するため、コンスタントに動画視聴をするユーザーは、1ヵ月に最大でも20GBのUQモバイルのプラン容量では、不足するケースも出てきます。
トクトクプランとコミコミプランで容量超過した場合、通信速度は最大1Mbpsに制限がかかるので、通常の利用には何とか対応ができますが、動画視聴には心もとない通信速度になってしまいます。
UQモバイルには無制限プランの用意が無く、追加のギガ購入は1GB当り1,100円でコスパは良くありません。
この場合、自宅に光回線を導入してWi-Fiを利用することで解決します。
スマホ利用は自宅が多い
(出典:ソフトバンク)
このグラフは、ソフトバンクが調査した「全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査」で、スマホを利用している場所の統計です。
特に動画視聴の利用は、腰を落ち着けて長時間楽しむ傾向が強く、自宅での利用が多くなっています。
光回線は高速無制限に利用ができる通信環境を、家族みんなで利用をしても十分に対応できるスペックを備えていて、この自宅利用分を全て光回線のWi-Fi利用にすることで、スマホプランのギガ消費は大幅に抑えることができます。
スマホプランのギガ消費は3GB未満程度に収まる
(出典:MM総研)
自宅に光回線をWi-Fiで利用できる環境が整えば、スマホプランのギガ消費は外出時にWi-Fiが利用できない場所だけに限られます。
スマホユーザーが一般的に1ヵ月にどれくらいのギガ消費をしているかは、上の2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用が参考になります。
利用者の多くは、3GB未満に集中していることが解ります。
UQモバイルは「セット割」を適用させると更にお得
導入する光回線に、UQモバイルが指定する光回線を併用すれば、毎月のUQモバイルの費用から家族の分まで含めて、最大スマホ1台につき月額1,100円の割引である「セット割」が適用されます。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 20GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
家族5人 | 6,325円 | 5,885円 | 11,825円 | 16,390円 |
スマホ1台当り | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
こちらも、コミコミプランは対象外になっています。
自宅でWi-Fiが利用できるスマホユーザーに最適な3GBの容量よりも、1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用することで、スマホ1台が月額1,265円で利用することができます。
「ビッグローブ光」ならUQモバイルと同じ口座で支払いOK!もちろん「セット割」にも対応
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
UQモバイルユーザーの口座振替が可能な自宅光回線として、「ビッグローブ光」がおすすめです。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
ビッグローブ光ならUQモバイルと同一口座で合算振替が可能
ビッグローブ光を運営しているビッグローブ株式会社は、UQモバイルと同じKDDIグループであり、UQモバイルで手続きを行った口座振替にビッグローブ光の料金も加えて、同じau IDで「KDDIまとめて請求」を使うことができるため、再度口座振替の手続きをすることなく、通信費の一括管理をすることができます。
口座振替でビッグローブ光を申し込み時に、UQモバイルの契約名義と同一で行って、支払い方法をKDDI請求で口座振替を選択します。
請求をまとめるには、「My au」の「請求書をまとめる」ページにログインして統合します。
合算した合計請求金額は、アプリやwebで確認ができます。
アプリ iPhone
アプリ Android
web
他にUQモバイルとまとめて振替ができるセット割対応の光回線は?
同じKDDIが提供している光回線サービスとして、「auひかり」があります。
しかしauひかりは、関西エリア・東海エリアでは提供されておらず、ショップでは関西ならeo光、東海エリアならコミュファ光を推されますが、「KDDIまとめて請求」は利用することができません。
また、ビッグローブ光はNTT東西の光回線フレッツ光を使う光コラボなので、全国47都道府県全県をカバーしていて、提供エリアも広大になっています。
全国のフレッツ光の提供エリア・フレッツ光導入済みマンションで「ビッグローブ光」は利用することができますが、「auひかり」は比較すれば提供エリアが限定されているため、今後に引っ越しする可能性があれば、再度新たな契約と口座振替の登録をしなければならない可能性が大きくなります。
ビッグローブ光は何度の引っ越しでも、引っ越し先での工事費が無料になっていて、契約を継続することができます。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を代理店で新規契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンがあります。
工事費無料キャンペーン
光回線を導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
ビッグローブ光の導入には最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。