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家族でインターネット利用するなら光回線のビッグローブ光

WiFi

総務省の2021年の調査によると、デジタルデバイスいわゆる情報通信機器の世帯保有率は97.3%になるそうです。

日本中の殆どの世帯に浸透している情報機器の内訳では、スマートフォンが88.6%と9割近くを占めています。

 

スマートフォンは、もはや電話という枠組みからは逸脱していて、電話もできる情報通信機器としてのポジションにあり、インターネットの利用端末として、多くの人の常に身近にあります。

 

ショップで契約をしたスマートフォンなら、特別なスキルを必要とせずに直ぐに誰でもインターネットが利用できて、無制限プランの契約をしていれば、利用時間も場所も選びません。

 

しかし便利である反面、毎月の固定費としてかかる通信費の高さには、不満を持っている方が少なくありません。

3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用しているユーザーは、家族で利用するなどの各種割り引きを使った上ででも、スマホ1台につき端末の分割費用を入れずに、平均すれば毎月5,000円程度の料金を支払っています。

家族で利用すれば直ぐに万単位で毎月費用がかかり、これは大きいですよね。

 

家族でインターネットを利用しているなら、最も利用頻度の高い自宅でのインターネット回線を、高速でデータ利用量無制限の光回線に一本化することで、通信費トータル費用は下げることが可能です。

 

その具体的な方法について解説していきます。

 

家族でバラバラにスマホプランの利用はコスパが悪い

 

3大キャリアの無制限プランは、月額7千円台の半ば弱の価格の横並びになっていて、家族割り引きなどを使ってもスマホ1台月額5,000円を超える金額になります。

 

家族がそれぞれ無制限プランを利用して、インターネットを利用している場合では、5,000円×人数 の支払いが発生します。

 

この自宅のインターネット回線を、光回線に一本化することが、コスパ良く通信費トータル費用を下げるポイントです。

光回線の月額料金はマンション集合住宅で利用する場合と、戸建て住宅で利用する場合で異なりますが、マンション利用で4千円台・戸建て利用で5千円台ですから、簡単にペイできますよね。

 

どこでも利用ができることが、スマホプランでインターネットを行う大きなメリットですが、大きなデータを消費する使い方を含めて、利用する場所は自宅が圧倒的に多くなっています。

 

スマホ利用は自宅が多い

 

(出典:ソフトバンク

 

このグラフは、ソフトバンクが調査した全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査からの引用です。

 

スマホを利用する場所は自宅が圧倒的に多く、データ量を消費する動画視聴などは特に、腰を落ち着けて利用できる自宅になります。

 

自宅でのインターネット利用を光回線に一本化することで、通信会社のスマホプランからギガ消費をすることが無くなり、外出時にWi-Fiが利用できない場所のみギガを消費する利用形態に変わります。

 

つまり、自宅に光回線でWi-Fiが利用できる環境になれば、無制限プランをスマホ契約で行う必要が無く、もっと安価な小容量プランで多くの場合に十分になるということです。

これが、コスパ良く通信費トータル費用を下げるポイントの2つ目です。

 

では、自宅に光回線が開通したら、どれくらいの容量のスマホプランが最適なのか?データから考えてみましょう。

 

自宅に光回線があればスマホプランは3GB程度が最適

 

このグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。

 

純粋にスマホプランのギガを消費した統計で、Wi-Fiを利用したデータ量は含まれていません。

 

多くの利用者が3GB未満に集中していて、最も多いのは1GB未満のユーザー層です。

そのため、自宅に光回線がある多くのスマホユーザーに、最適なスマホプランのギガ容量としては、3GB程度だということになります。

 

3大キャリアの無制限プランを利用している場合、月に3GB未満の利用に留まった月には、1,650円の割引きが適用されます。

家族が3人から4人なら、それだけで光回線の月額料金は簡単に出そうです。

 

これだけでも、高速無制限に家族で利用ができる自宅のインターネット環境を得ながら、通信費トータル費用のコスパは良くなりますが、後述する安価なスマホプランに乗り換えれば、更に通信費トータル費用を下げることが可能です。

 

光回線でWi-Fiを利用する方法は?

 

光回線自体には、Wi-Fiで電波を飛ばす機能はありません。

光回線の光信号をデジタルデータに変換する、ONUと呼ばれる光回線終端装置に、Wi-Fiルーターを接続することが一般的です。(ONUは利用する光回線サービスから提供されます)

 

ONUとWi-Fiルーターの接続は、付属しているLANケーブルで繋ぐだけです。

ONUに差し込めるLANポートは1つなので迷うことは無く、LANケーブルのもう一方を、Wi-Fiルーターの「WAN」表示があるポートに差し込めばOKです。

 

Wi-Fiルーターの他の空きLANポートは、ゲーム機やパソコンなどの複数の機器端末をLANケーブルで有線接続ができて、Wi-Fiルーターよりも安定して高速なインターネットが利用できます。

 

Wi-Fiルーターは、光回線サービスによってはレンタルしているケースもありますが、光回線は長期的に利用する傾向があり、毎月少額でもレンタル料を支払うくらいなら、数千円から購入出来るWi-Fiルーターを購入した方が、長い目で見ればコスパが良くなります。

 

光回線サービスを代理店で契約すると、Wi-Fiルーターがプレゼントされるケースもありお得です。

公式サイトでも代理店契約でも、月額料金などの利用におけるサービスなどに一切差違は無く、代理店独自のキャッシュバックが受け取れるなどのメリットもあります。

 

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Wi-Fiルーターとスマホを接続する方法

入手したWi-Fiルーターとスマートフォンを、Wi-Fiで接続してインターネットを行うのは決して難しい作業ではありません。

 

ルーターのSSIDとパスワード(暗号キー)を確認する

 

Wi-Fiルーター本体に貼られているか、別紙になっている機種特有のSSIDとパスワード(暗号キー)を確認します。(付属している用紙に接続用のQRコードが記載されていて、読み込むだけでWi-Fi接続ができるタイプもあります)

 

SSIDは飛んでいるWi-Fiの電波とお考え下さい。

2.4GHzと5GHzの、2つのタイプのWi-Fi電波が飛んでいて、それぞれ別のSSIDがあります。

 

2.4GHzの電波は遠くまで届く特性がありますが、電子レンジなどと干渉するケースがあり、通信速度も遅くなります。

5GHzの電波は遠くまで届きにくい特性ですが、干渉を受けることが少なく、通信速度は速くなります。

 

パスワードはどちらのSSIDでも共通です。

 

自宅の利用状況や、使う部屋とWi-Fiルーターの距離で使い分けると便利です。

 

スマホでSSIDを選択してパスワードを入力

 

スマートフォンの「設定」をタップして、Androidなら「ネットワークとインターネット」をタップして「Wi-Fi」をONに、iphoneなら設定から「Wi-Fi」をタップしてWi-FiをONにします。(上の画面はAndroid)

 

出てきたSSIDのリストの中で、先ほど確認したSSIDをタップします。

パスワードが要求されますので、先ほど確認したパスワード(暗号キー)を入力すれば完了です。(大文字小文字の区別はきちんと行って下さいね)

 

この手順は利用当初に1回だけ行うもので、後は自動的にスマホがWi-Fiに接続します。

 

他の機器端末でも手順の基本は同じ

自宅でWi-Fiに接続してインターネットが自由に利用できる環境になれば、スマートフォン以外の機器も利用ができます。

 

大型テレビで動画視聴を家族で行うことや、パソコンやタブレットもWi-Fiでインターネットが使えるようになります。

プリンターもWi-Fiで接続すれば、どの部屋からでも印刷が可能になりますし、プリンターメーカーによっては、オリジナルデータの供給が受けられたり、データの保存や引き出したりがインターネットで行えるようになります。

 

IoT家電も増加傾向にあり、自宅でWi-Fiが使えるようになれば生活が豊かになります。

 

これらの機器をWi-Fiに接続する場合にも、SSIDを選択してパスワードを入力すれば使えるようになる基本的な接続手順は、先ほど確認したスマホの手順と同じで、一度設定すれば後の利用時には自動的に接続します。

 

スマホ小容量プランの乗り換え先はどこが良い?

自宅に光回線が導入されれば、スマホプランで契約しているギガ消費が大幅に減少して、先述のように月に3GB程度の小容量プランで賄えるようになります。

 

3大キャリアでも小容量プランは展開していますが、極めて割高だと言って良く、無制限プランで月に3GB未満利用時の割引き1,650円を適用しても割高です。

 

小容量プランを安く利用できるのは、「格安SIM」をまず連想する方も多いですが、もう一つの選択肢として通信キャリアの「サブブランド」があります。

 

通信キャリアのメインプランと比較すれば、どちらも小容量プランの月額料金が安くなっているのが特徴ですが、この2つには明確に違いがあります。

 

格安SIMは「MVNO」であり、サブブランドは「MNO」であるということです。

 

MNO・MVNOとは?

MNOはMobile Network Operatorの略であり、自社で通信回線やアンテナ基地局などの設備を持つ通信会社のことで、通信キャリア・キャリアと呼ばれることもあり、日本でMNOはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社です。

 

MVNOはMobile Virtual Network Operatorの略で、自社で通信回線やアンテナ基地局などの設備を持たない通信会社のことで、一般的には格安SIMと呼ばれています。

 

設備を持たないMVNOが、どうして通信サービスを提供できるのか?

それは、回線の一部をMNOから借り受けて運営をしているからです。

 

MNOとして運営するのは、莫大な設備投資が必要になりますが、MVNOとして運営するなら大きな設備投資が掛からず、オンラインなどでコストを極力かけないこと等と併せて、安価なサービスの提供を可能にしています。

 

MVNOは繋がりにくい?

月額料金が安い格安SIM(MVNO)は「繋がりにくい」という誤解がありますが、MNOもMVNOも同じ電波を使うので、繋がりやすさという点では全く同じです。

 

たとえば、MNOであるauの回線を借り受けているMVNOでは、auの繋がる場所では繋がりますし、auが繋がらない場所では繋がりません。

 

それなら、「安い格安SIMが良い!」というのは、また少々違います。

MNOとMVNOの違いを、その仕組みから見ていきましょう。

 

MNOとMVNOの違い

MNOとMVNOの顕著な違いは、利用する電波はアンテナ基地局を含めて同じでも、使うことのできる回線が「一部」と「全部」の違いがあります。

 

前述のように、格安SIM(MVNO)では、MNOから回線の「一部」を借り受けています。

回線を道路に置き換えて、その違いを簡単にご説明しましょう。

 

この図では、キャリア(MNO)は6車線を自由に使って走行することができますが、格安SIM(MVNO)が利用できるのは2車線だけに限定されています。

 

通常のそれほど混み合わない時間帯なら、MVNOの2車線だけでも密度はMNOに比べて高くなりますが、通常走行をするのに大きな問題は無く、目的地に時間通りに到着することができます。

つまり、通信速度の低下はそれほど発生しないと言えます。

 

しかし、朝の通勤時間帯やお昼休みなど、多くのユーザーが同時に利用する場合には状況が大きく変わります。

 

 

たくさんの車が同時に流れ込むと、6車線が使えるMNOでは問題無い走行ができますが、2車線に限定しているMVNOでは渋滞が発生して、目的地への到着時間が大幅に遅れます。

これは、通信速度が低下することを表しています。

 

みんなが利用する時間帯には自分も利用したいケースが多く、そんな時に快適に利用するためにはMNOが良い事は間違いありません。

しかし、MNOでは月額料金が高いことが大きなデメリットとしてあります。

 

快適に安くなら「サブブランド」が最適

価格は安く、しかもMNOの回線クオリティでというのがベストですが、相反するこの条件は一見すると両取りするのは難しそうです。

しかし、そこで最適解としてあるのがMNOの「サブブランド」です。

 

サブブランドとしては、auのサブブランドとして「UQモバイル」・ソフトバンクのサブブランドとして「ワイモバイル」があります。

 

サブブランドはメインプランよりも小容量プランが安く利用できて、利用する電波や回線はメインプランと全く同じです。

 

サブブランドの月額料金が安い理由は?

格安SIMは回線の一部を借りて運営するため、設備投資が抑えられるという明快な安くなる理由がありますが、メインブランドと全く同じ回線を使うのに、サブブランドは月額料金だけが安くなるのは不思議ですよね?

 

MNOの本音としては、メインブランドを利用してもらいたいのです。

しかし、多額の設備投資を行っていて回収する必要があり、運営費にも多くのコストがかかるキャリアとしては、他社への顧客流出を何としても避けて、確実に一定の契約者数を確保するのが最重要課題だと言えます。

 

通信市場が格安SIMの台頭などの変容を遂げる中で、安くても自社を利用してもらえる方がメリットはあると判断しているのが、サブブランドの存在理由になっています。

 

ショップの看板でも、メインブランドとサブブランドの並列表記を行い、無制限プランで最新のスマートフォンの分割販売のニーズに対してはメインブランド、安価な小容量プランはサブブランドと、それぞれの立ち位置を明確にして、横断的にユーザーのニーズを汲み取る政策になっています。

 

コスパと通信品質の両立でおすすめは「UQモバイル」

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

小容量プランの乗り換え先として、コスパと通信品質の両立を図るなら「UQモバイル」がおすすめです。

 

トクトクプランコミコミプランミニミニプラン
1GB未満15GB20GB4GB
月額料金2,277円3,465円3,278円2,365円

 

自宅に光回線をWi-Fiで利用するユーザーに最適なプランは、月に4GBが利用できるミニミニプランです。

 

月額料金は2,365円で、格安SIMでは3GBが1,000円前後で利用できる相場と比較すれば、容量は1GB大きくなりますが結構な価格差があります。

 

しかし、導入する光回線をUQモバイルの「セット割」対象になっているものにすれば、一気に価格差が縮まります。

これが、コスパ良く通信費トータル費用を下げるポイントの3つ目です。

 

UQモバイルにセット割適応する光回線なら「ビッグローブ光」

 

(出典:ビッグローブ光申込サイト)

 

UQモバイルの「セット割」が適用される、おすすめの光回線サービスとしては、NTT東西の光回線フレッツ光を使う光コラボの「ビッグローブ光」が一押しです。

 

au・UQモバイルと同じKDDIのグループである、ビッグローブ株式会社が運営している光回線サービスです。

 

日本で唯一47都道府県全県での提供がされていて、しかも広い地域で利用ができ、多くのマンション集合住宅の共有スペースに導入工事が済んでいるフレッツ光を使う光コラボなので、ビッグローブ光は多くのケースで住む場所を問わずに利用できる、快適な光回線サービスです。

 

ビッグローブ光の月額料金は、マンションタイプ4,378円・一戸建てタイプ5,478円です。

 

UQモバイルのセット割

自宅に光回線「ビッグローブ光」を導入して、スマホプランを「UQモバイル」に乗り換えた場合に適用されるセット割適用後の価格を見ていきましょう。

 

トクトクプランコミコミプランミニミニプラン
1GB未満15GB20GB4GB
月額料金2,277円3,465円3,278円2,365円
セット割1,100円1,100円0円1,100円
割引き後1,177円2,365円3,278円1,265円

 

自宅に光回線がある場合に最適なミニミニプランは、セット割適用後に月額1,265円になり、回線の全部を快適に使えるMNOが、格安SIMと遜色ない価格で利用ができます。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

マンション集合住宅の場合

(ビッグローブ光 マンション)4,378円+(UQモバイル 4GB セット割後 1,265円)×4人-(auPAY割)187円=9,251円

 

一戸建て住宅の場合

(ビッグローブ光 戸建て)5,478円+(UQモバイル 4GB セット割後 1,265円)×4人-(auPAY割)187円=10,351円

 

 

3大キャリアのスマホ無制限プランだけで運用していた時の4人家族の金額と比べて、概ね半額以下を軽く下回る金額になります。

 

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