「セット割」とは、特定のサービス(主に自社の光回線サービス)とスマホプランを併用することで、毎月のスマホ代の割引が家族分まで受けられるもので、毎月の通信費トータル費用を下げるのに、とても有効な手段です。
ドコモではドコモ光(orドコモホームルーター)を併用することで、ソフトバンクではソフトバンク光(orソフトバンクホームルーター)を併用することで「セット割」が適用されるようになっていて、割引が受けられる組み合わせは限定的です。
しかし、auでは「セット割」の組み合わせは多岐に渡り、auのサブブランドである「UQモバイル」でも同様です。
ドコモでは指定の組み合わせを同一名義人で契約すると、自動的に「セット割」が適用されますが、UQモバイルでは指定の組み合わせを満たしていても、申し込みをしなければ「セット割」は自動的に適用を受けられることはありません。
UQモバイルの「セット割」は、スマホ1台につき最大月額1,100円が適用されるので、家族4人で利用している場合なら、毎月4,400円の割引が受けられます。
せっかく適用の組み合わせを利用しているのに、「セット割」の申し込みをしていないのは大きな損失です。
UQモバイルのセット割の申し込みは、一定の条件はありますがオンラインで可能になっています。
「UQモバイル」の「セット割」申し込み方法について、解説してまいります。
「セット割」を適用したUQモバイルのお得度は?
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルは、通信キャリアであるauと全く同じ通信品質が利用できるのに、お得な月額料金で利用できるスマホプランです。
安価な月額料金でも、auと同じように規定のサービスをUQモバイルと併用することで、毎月のスマホ代を更に安くする、スマホ1台につき最大月額1,100円「セット割」の適用が受けられます。
上にあるUQモバイルの公式HPの図で右上にあるように、UQモバイルのセット割を適用させるためには申し込みが必要で、その申し込み方法について解説しますが、その前にUQモバイルでセット割が適応されるプランと、セット割を適用時の月額料金について見ていきましょう。
セット割が適用されるUQモバイルのプラン
UQモバイルには現行プランとして3つがありますが、「セット割」が適用されるプランは「ミニミニプラン」と「トクトクプラン」で、「コミコミプラン+」や旧プランの「コミコミプラン」には適用されません。
新規受付が既に終了しているプランで、セット割が適用されるのは「くりこしプラン 5G+」のみで、「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」などでは適用が受けられないため、セット割の適用を受けるのには、現行のプランに変更する必要があります。
旧プランから現行プランへの変更方法
旧プランから現行プランへの変更は、オンラインで簡単に行えます。
「My UQ mobile」へログイン > 契約 確認・変更」をタップ > 契約中の料金プランの「詳細を確認・変更する」をタップ > 「プラン変更」をタップ
セット割が適用されたUQモバイルの月額料金
家族4人までで、同一プランを利用してセット割を適用した、UQモバイルの現行プランのスマホ代を計算してみます。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
スマホユーザーで最も利用者層が多いのは月に3GB未満程度なので、1GB余裕のある4GBのミニミニプランにセット割を適用すれば、たとえば家族4人で利用しても、スマホ代は月額5,060円に収まり、通信キャリアの高品質な回線利用でこの金額ならコスパは抜群だと言えます。
UQモバイルの「セット割」申し込み方法
UQモバイルのセット割を申し込むには、UQモバイルのプラン契約に加えて、対象のサービスを事前に申し込みをしておく必要があります。
セット割の手続きが可能になるには、原則として翌日以降になります。
セット割の対象になるサービスは大まかに分けて、「光回線サービス」「WiMAXホームルーター・モバイルルーター」「auでんき」があります。
基本的にセット割の申し込みはオンラインで可能ですが、サービスによってはオンラインでは手続きができず、au Style・auショップ・UQスポットなどのショップ店頭や、電話で手続きを行う必要があります。
インターネット回線の併用で「セット割」を申し込む
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルと対象の光回線・無線回線を併用することで、「セット割」が適用されます。
対象の光回線は、UQモバイルを運営するKDDIが行っている光回線サービスの「auひかり」「auひかりちゅら」、電力会社が運営している「電力系光回線」、ケーブルテレビの企業が運営している「ケーブルテレビ系光回線」、NTT東西の光回線フレッツ光を使う「光コラボ」があります。
対象の無線回線は、WiMAX系ホームルーター・モバイルルーターで複数あります。
auひかり・auひかりちゅらの併用で申し込む
auひかり・auひかりちゅらの併用で申し込む場合、基本契約番号を事前に用意してください。
申し込み方法
- 「My UQ mobile」にログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」のタブ > その中の「ご契約内容/手続き」タブ > 「ご契約情報」をタップ
- 「料金割引サービス」の「自宅セット割 インターネットコース」にある、「変更」をタップ
- 記述してある注意事項を確認して、申し込みをするUQモバイルの電話番号を選択して「同意する」をタップ
- 固定通信サービス情報で、「auひかり・auひかりちゅら」を選択 > 「現在ログイン中のIDに登録している基本契約番号で申し込む」を選択 > 基本契約番号を選択して、登録をタップ > 電気サービス情報は「でんきサービスなし」を選択
- スマートフォン/auケーター情報で、セット割を適用する家族の電話番号をグループ回線として追加 > 次へ
- 契約内容の確認の方法を指定 オンラインで確認する場合は「My au/My UQ mobileで確認(SMSでお知らせ)」を選択 書面の場合は「ご契約住所に書面でお届け」を選択 > 「この内容で申し込む」をタップ
- 「受付完了」と表示され、申し込み手続きは終了します。
電力系光回線・ケーブルテレビ系光回線・光コラボの併用で申し込む
電力系光回線・ケーブルテレビ系光回線・光コラボの併用で申し込む場合、光回線で契約している固定電話の番号が必要になります。
*セット割を適用させるためには、固定電話オプション(月額550円程度)が必要です。
申し込み方法
- 「My UQ mobile」にログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」のタブ > その中の「ご契約内容/手続き」タブ > 「ご契約情報」をタップ
- 「料金割引サービス」の「自宅セット割 インターネットコース」にある、「変更」をタップ
- 記述してある注意事項を確認して、申し込みをするUQモバイルの電話番号を選択して「同意する」をタップ
- 固定通信サービス情報で、「auひかり・auひかりちゅら以外の固定通信サービス」を選択 > 「固定電話番号(半角数字)・契約者姓(全角カタカナ)・契約者名(全角カタカナ)」を選択 > 登録をタップ > 電気サービス情報は「でんきサービスなし」を選択
- スマートフォン/auケーター情報で、セット割を適用する家族の電話番号をグループ回線として追加 > 次へ
- 契約内容の確認の方法を指定 オンラインで確認する場合は「My au/My UQ mobileで確認(SMSでお知らせ)」を選択 書面の場合は「ご契約住所に書面でお届け」を選択 > 「この内容で申し込む」をタップ
- 「受付完了」と表示され、申し込み手続きは終了します。
オンラインでセット割申し込みができない光回線サービス
オンライン手続きでは、以下の光回線はセット割の手続きができません。
au Style・auショップ・UQスポットなどのショップ店頭や、電話(0120-977-033)で手続きを行う必要があります。
- eo光
- ピカラ光
- メガエッグ光
- BBIQ
WiMAXホームルーター・モバイルルーターの併用で申し込む
無線回線のWiMAXホームルーター・モバイルルーターでは、オンラインでセット割の申し込みをすることができません。
au Style・auショップ・UQスポットなどのショップ店頭や、電話(0120-977-033)で手続きを行う必要があります。
auでんきの併用で「セット割」を申し込む
(出典:UQ mobile公式サイト)
自宅のインターネット回線を導入する以外の手段として、自宅の電気を「auでんき」にすることで、セット割の適用が受けられます。
申し込みには、auでんきの契約時に得た「でんきお客さま番号」が必要になります。
申し込み方法
- 「My UQ mobile」にログイン
- 「スマートフォン・携帯電話」のタブ > その中の「ご契約内容/手続き」タブ > 「ご契約情報」をタップ
- 「料金割引サービス」の「自宅セット割 インターネットコース」にある、「変更」をタップ
- 記述してある注意事項を確認して、申し込みをするUQモバイルの電話番号を選択して「同意する」をタップ
- 固定通信サービス情報のでんきサービス情報で、「でんきサービスあり」を選択 > 対象のでんきサービスで自宅セット割でんきコースを申し込むで「現在お手続き中のIDに登録されているでんきお客様番号で申し込む」を選択した場合は、登録されているお客様番号せお選択して登録をタップ 「現在お手続き中のIDに登録されていないでんきお客様番号で申し込む」を選択した場合は、でんきお客様番号・契約者姓(全角カタカナ)・契約者名(全角カタカナ)を入力して登録をタップ 「でんき連絡先番号で申し込む」を選択した場合は、登録した電話番号・契約者姓(全角カタカナ)・契約者名(全角カタカナ)を入力して登録をタップ
- スマートフォン/auケーター情報で、セット割を適用する家族の電話番号をグループ回線として追加 > 次へ
- 契約内容の確認の方法を指定 オンラインで確認する場合は「My au/My UQ mobileで確認(SMSでお知らせ)」を選択 書面の場合は「ご契約住所に書面でお届け」を選択 > 「この内容で申し込む」をタップ
- 「受付完了」と表示され、申し込み手続きは終了します。
UQモバイルの「セット割」適用対象のインターネット回線は?
これからインターネット回線を導入して、「セット割」の適用をお考えの方もいらっしゃると思いますし、下記のサービスを既にUQモバイルと併用していて、セット割の適用を受けていないなら、これからでもセット割の申し込みをおすすめします。
具体的にUQモバイルのセット割対象の、インターネット回線を見ていきましょう。
UQモバイルでセット割対象の光回線サービス
光回線サービスは戸建ての場合、自宅に近くまで来ている光ファイバーケーブルを引き込む必要があり、提供エリアになっている光回線サービスしか利用することができません。
NTT東西の光回線フレッツ光の提供エリアにお住まいがなっていれば、光コラボを利用することが可能です。
マンションで利用する場合には、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線サービスしか利用することができません。
フレッツ光が導入されているマンションでは、光コラボを利用することができます。
光回線サービスは、戸建て利用とマンション利用で、月額料金が異なっています。
マンション利用でUQモバイル「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 4,180円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 4,719円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,447円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 4,070円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 3,740円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 4,510円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 4,070円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 4,895円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 4,378円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 4,455円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 4,180円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 4,180円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
一戸建て利用でUQモバイル「セット割」対象の光回線サービス
光回線 | 月額料金 | 対象エリア | 光回線系列 |
auひかり | 5,610円 | 近畿・東海以外の全国 | KDDI系 |
auひかり ちゅら | 6,039円 | 沖縄 | KDDI系 |
eo光 | 5,448円 | 近畿 | 電力系 |
コミュファ光 | 5,170円 | 東海 | 電力系 |
ピカラ光 | 4,950円 | 四国 | 電力系 |
BBIQ光 | 5,830円 | 九州 | 電力系 |
メガエッグ光 | 5,710円 | 中国 | 電力系 |
So-net光プラス M | 5,995円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ビッグローブ光 | 5,478円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@nifty光 | 5,720円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
エディオンネット | 5,610円 | 全国 | フレッツ光系 光コラボ |
@T COMヒカリ | 5,610円 | 静岡県以外の全国 | フレッツ光系 光コラボ |
ひかりゆいまーる | 5,720円 | 沖縄 | フレッツ光系 光コラボ |
UQモバイルで「セット割」対象のケーブルテレビ系光回線
UQモバイルのセット割対象のケーブルテレビ系光回線は、全国にあります。
ケーブルテレビ系光回線は提供されているエリアが限定的で狭いことが多く、対象エリアにお住まいの方のみ利用することができます。
UQモバイルで「セット割」対象のWiMAXホームルーター・モバイルルーター
WiMAX系の無線回線も数多くあります。
殆どのサービスで、ホームルーター・モバイルルーターの両方が同じ価格で提供されていますが、片方しか提供されていないサービスも存在しています。
無線回線のWiMAXを利用するためには、原則として専用の端末を購入する必要がありますが、サービスごとに価格はバラバラであり、レンタルできるサービスもあります。
契約期間縛りを設けていないサービスが大半ですが、契約期間縛りを設けているサービスもあります。
月額料金 | 端末代 | 備考 | |
UQ WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
Yamada air mobile | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
BIC WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 13カ月間 682円/月を割引 期間限定の端末代値引きあり |
ワイヤレスゲートWiMAX | 4,818円 | 21,780円 | 3年契約か2年契約が必要で3年契約の場合はプラスエリアモードが無料 |
エディオンネット | 4,950円 | 21,780円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
PC DEPOT | 4,268円 | 16,500円 | 3年契約 旧型モバイルルーターのみ 3年経過後は月額5,368円 |
KT-WiMAX | 4,950円 | 別途 金額記載なし | 13カ月間 682円/月を割引 |
とくとくBB | 4,807円 | 36回実質無料 | 契約縛りなし |
Broad WiMAX | 4,950円 | 31,680円 | 2年契約は3年間月額3,773円 契約縛りなしは3年間月額4,378円 |
カシモ WiMAX | 4,818円 | 36回実質無料 | 契約縛りなし |
Vison WiMAX | 5,170円 | 27,720円 | 2年契約は2年間月額3,751円 契約縛りなしは2年間月額4,356円 |
EX WiMAX | 4,950円 | 36回実質無料 | モバイルルーターのみ提供 |
hi-ho WiMAX | 5,368円 | 36回実質無料 | 2年契約 5ヵ月目まで月額4,268円 以降2年は月額4,818円 |
J:COM WiMAX | 4,950円 | 10,780円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
DISM WiMAX | 4,950円 | 31,020円 | 13カ月間 682円/月を割引 |
So-net WiMAX | 新規契約受け付け終了 | ||
BIGLOBE WiMAX | 4,928円 | 27,720円 | 24カ月間 1,650円/月を割引 |
ヘーベル5G | ヘーベルハウス入居者限定 | ||
シンプルWiFi | 4,840円 | レンタル0円 | 契約縛りなし |
e Wi-Fi | 4,708円 | 27,720円 | 1年間は月額4,158円 |
Root WiMAX | 5,500円 | 36回実質無料 | 端末代770円×36回の同額割引 |
Usefl WiFi for Biz | 店舗利用者法人向け | ||
BizAir | 店舗利用者法人向け | ||
CHARGE SPOT | 新規契約受け付け終了 | ||
ruumモバイルWiMAX | 4,378円 | 36回実質無料 | 2年契約縛りあり |
もっトクWiFi | 3,999円 | 21,780円 | 旧型機種のみ 縛りなし |
どんなときもWiFi | 4,840円 | レンタル0円 | 契約縛りなし |
ヒカルWiFi | 新規契約受け付け終了 | ||
SUPER WiFi | 外国人向け | ||
PLAIOWiMAX | 5,148円 | 27,720円 | 1年間は月額4,026円以降3年まで月額4,378円 |
EPARK Wi-Fi | 店舗利用者法人向け | ||
ZEUS WiMAX | 4,950円 | 27,720円 | 1年間は月額4,400円 2年縛りは月額4,290円 |
選べるWiFi | 4,950円 | 36回実質無料 | 3年間は3,850円 |
ずっとネット | 4,378円 | 月額385円 | ずっとネットサポート加入中(月額385円)は端末代相殺 |
柔整WIFI | 柔道整復師店舗向け |
「セット割」適用に最適なのはどれ?
3大キャリアの中で、セット割が適用できるサービスが最も幅広いauと、同等の数多くの選択肢があるUQモバイルですが、この中で最適なものは何か?検証していきましょう。
インターネットの利用容量は今後も増加していく
(出典;総務省)
UQモバイルの「セット割」対象は、大きく分けて「インターネット回線」と「auでんき」ですが、多くのご家庭のケースで「インターネット回線」が最適です。
上に提示したデータは、総務省が2024年2月21日に発表している、「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計結果(2023年11月分)」になります。
インターネットのトラフィック(利用量)は右肩上がりの増加傾向になっていて、今後も同様だと推察できます。
スマホプランの利用だけでは容量不足になる可能性
増加の一途にあるギガ消費をスマホプランだけで賄えば、行き着く先は通信キャリアがメインプランとして提供している、無制限プランを家族全員で利用するしかなくなります。
高額な無制限プランを家族で利用するのはコスパが悪く、支払い費用の高額化は避けることができません。
この状態を合理的にコスパ良く解消するのに、自宅の「インターネット回線」導入が最適です。
インターネット回線の導入でスマホプランは小容量プランで運用可能に
大量のデータを短時間で消費する最たるケースは動画視聴に利用することで、この利用は自宅が圧倒的に多くなっています。
(出典:ソフトバンク)
このグラフは、ソフトバンクが発表した全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査です。
スマートフォンを利用している場所は、自宅が94.6%と圧倒的に多く、腰を落ち着けて長時間継続利用する動画視聴をするのは、やはり自宅が向いていますよね。
自宅にインターネット回線を導入してWi-Fiが利用できる環境を構築することで、自宅のスマホ利用では契約しているスマホプランのギガを消費しなくなります。
そうなれば、スマホプランで必要なギガ容量は、外出時にWi-Fiが利用できない場所で使う分だけでよいため、多くのスマホユーザーは月に3GB未満程度で収まります。
(出典:MM総研)
このデータは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
Wi-Fi利用をしない、純粋な契約しているスマホプランのギガ消費の分布図でも、月のギガ消費は3GB未満に集中していることが解ります。
安価なUQモバイルには無制限プランはありませんが、自宅にインターネット回線を導入して利用することで、月の4GBのミニミニプランでカバーできることになります。
これらのことを考慮すれば、セット割に適用させるサービスとして、「インターネット回線」が最適だと言えます。
自宅のインターネット回線として最適なのは「光回線」
セット割対象のインターネット回線としては、光回線と無線回線の選択肢がありますが、最適なのは「光回線」です。
圧倒的な通信品質
光回線と無線回線のホームルーター・モバイルルーターが、実際に利用ができる通信品質には大きな差があります。
ユーザーが計測したデータが掲載されている、「みんなのネット回線速度」の直近3ヵ月のデータを比較してみましょう。
回線 | 下り | 上り |
光回線 | 438.0Mbps | 402.7Mbps |
ホームルーター | 179.1Mbps | 22.6Mbps |
モバイルルーター | 94.1Mbps | 18.4Mbps |
インターネット全般を快適に利用ができるための「下り」速度は、光回線が無線回線を圧倒していて、ホームルーターで2.4倍、モバイルルーターとの比較では4.6倍になっています。
光回線なら、家族で動画視聴を行っても、今後増大する利用にも耐えうる、快適な通信速度でインターネット利用ができます。
本当の意味で無制限利用が可能なのは光回線だけ
光回線も無線回線も無制限利用が可能なことを標榜していますが、無線のホームルーター・モバイルルーターでは、短時間で大容量の利用時などでは、利用制限がかかる可能性が明記されています。
本当の意味で無制限利用が可能なのは、光回線だけだと言えます。
光回線には「光コラボ」が最適
セット割が適用される光回線も複数が用意されていますが、もっともおすすめするのは「光コラボ」です。
全国で幅広く利用ができる
光コラボはNTT東西の光回線「フレッツ光」を、安価に利用ができる光回線サービスです。
フレッツ光は全国47都道府県全県をカバーしている唯一の光回線で、都心部や密集地だけでなく、郡部まで整備が進んでいる人口カバー率では、他の光回線の追従を許していません。
また、マンションで光回線を利用するためには、原則として建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか利用できませんが、フレッツ光は日本中の建物に既に導入済みになっているケースが圧倒的に多くなっています。
光回線サービスは提供エリアでなくては、利用することができません。
全国に幅広いフレッツ光提供エリアや、フレッツ光対応マンションでは、光コラボを利用することができます。
引っ越しをする場合の利便性
今後に引っ越しをする可能性があるユーザーの光回線にも、光コラボが最適です。
フレッツ光を利用する光コラボなら、全国どこに引っ越しても継続利用が可能な確率が飛躍的に高くなります。
光回線の利用には、引っ越した先でも工事が必要になりますが、光コラボの中には引っ越し先の工事費が何度でも無料になっているものがあります。
工事完了までの期間が短い
光回線は導入工事が必要で、申し込んでから工事が完了するまでには一定の期間が必要になります。
他の光回線では数ヵ月先になることも珍しくありませんが、NTT東西を背景とした光コラボでは、数多くの工事業者を全国に抱えていることもあり、2週間から1ヵ月程度で開通するケースが多くなっています。
「UQモバイル」のセット割は「ビッグローブ光」がおすすめ
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
UQモバイルのセット割対象の光コラボは複数ありますが、同じKDDIグループの企業が運営する、「ビッグローブ光」がおすすめです。
ビッグローブは日本を代表する老舗プロバイダーで、多くのノウハウと技術力があり、NTT東西の光回線フレッツ光と組み合わせることで、安価に高速な光回線を無制限に利用することができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光を併用することでセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,251円・戸建て利用で10,351円になります。
セット割を利用することで、通信キャリアのスマホ回線品質を、コスパ良く安価に利用することができます。